4月18日(月)から始まった6日間12試合のMリーグ 2021-22 ファイナルシリーズ、残すところあと2日となってしまいました。
順位に変動は無く、成績は以下のようになっています。
1. 4年連続でファイナル突入時4位のチームが優勝するのか?
セミファイナル4位通過のセガサミーフェニックス、一時的にサクラナイツにかわされたりしましたが、依然首位をキープしています。
あと2日4試合、果たしてどうなるのでしょうか?
2. プロンズコレクター アベマズ悲願の初優勝なるか?
アベマズ。依然3位です。
私がネックと書いた多井選手が1人で約マイナス100ptと完全にブレーキになっています。
基本守備的な選手ですが、ファイナルに入ってやや攻撃的に打っているように主します。そしてそれが完全に裏目に出て、通常から回避できる放銃に繋がっているように思います。
それは格闘倶楽部の滝沢選手も同じ印象です。
2位以上になりたいのであれば、多井選手は封印するべきでしょう。
3. KONAMI麻雀格闘倶楽部 初の賞金獲得なるか?
KONAMI麻雀格闘倶楽部。
レギュラーシーズン、抜群の安定感を誇った滝沢選手がラスラスで参加選手中最下位に沈んでいます。
多井選手と同じで通常より攻撃重視にした結果、守備力が大幅に落ちた印象です。
寿人 3着-2着
タッキー 4着-4着
まりしゃん 4着-トップ
伊達ちゃん 2着-4着
と皆苦しんでいるので、タッキーの調子が悪いからチームが沈んでいる訳では無いですが、ある意味より深刻です。残る試合で全て6万点のトップを獲れば320pt戻せる訳で、まだ可能性はゼロではありません。
何せ、1試合で125.5pt稼いだ選手がチームメイトなのですから。
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そして、本日、チーム雷電が選手を入れ替えない事を発表しました。、同じメンバーで2022-23シーズン、マイナス1500ptを目指すようです。
これ、いいんでしょうかね?
今季の-1256.1ptが極端な下振れとは言え。本田選手を除く、全員が過去4年間の平均スコアを出したとしても、
ハギー -291.825pt、瀬戸熊 -152.75pt、黒沢 77.975pt、計 -366.6pt
なのに対し、過去4年のレギュラーシーズン突破裁定ラインは、
2018 -8.7pt、2019 -202.3pt、2020 -210.5pt、2021 177pt
と、一度もレギュラーシーズンを突破出来ない計算で、根本的に戦力不足なのは明らかです。
野球で言うと,リーグの借金の大半を1チームで背負いゲーム差50とか60とか付けられて最下位を独走したチームが補強無しで新シーズンを迎えると言っているようなものです。
勝つ事を放棄したと捉えられても仕方が無いでしょう。
チーム雷電はエンタメしか考えないというのであれば、それでもいいですが、勝利を目指して戦っているMリーグの他のチーム、特にレギュラーシーズンで雷電より1600pt以上稼いだのにメンバー入替が必要となってしまったPiratesに失礼でしょう。
まあ、実質7チームで6個のイスを争うとも言える訳で、ウエルカムというチームもありそうですが。
Mリーグも「チーム編成に拠らず、5年連続してファイナルに進めないチームは新規チームと入れ替える」といったルールが必要なようです。