新型ノア/ヴォクシーの4WD | masashik0305のブログ

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とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

 

先日、最近、ホンダの4WDの記事が多いんですけど。を書いたのですが、新型ノア/ヴォクシーの4WD(e-Four)で気になる記事を見つけました。

 

初のプラットフォーム刷新は新型ノア/ヴォクシーの走りをどう変えた!?

 

これによると、

E-Four=4WDも、モーター出力が向上し、4WDの作動領域、リヤへのトルク配分を拡大(前後トルク配分は60:40から20:80まで可変)した最新版である。

(中略)

さて、まず走らせたのは、ハイブリッドのS-Zグレード(2WD)だ。スペックは、1.8Lエンジン98ps、14.5kgm、フロントモーター95ps、18.9kgm、リヤモーター41ps、8.6kgm

 

2WDにリアモーターは無いので、4WDの間違いか、搭載していないリアモーターを書いてしまったか、どちらかですが、前後トルク配分※1は60:40から20:80 という事なので、おおよそ100ps : 40ps※2 ~ 10ps : 40psの間で変動するという事になります。

※1 : 前後トルク”配分”となっていますが、1つのものを前後に振り分けている訳では無いので「前後トルク比率」というのが正しい様に思います。

※2 : "トルク”配分なので、馬力では無いが、こちらの方が分かりやすい気がしたので、馬力にしています。

 

前回、下記のような図を描いたのですが、新型ノア/ヴォクシーでは、FF時やトルクが前よりに配分されている時は140psの車なのに、後ろよりに配分されると最大50psの車に成り下がり、90psが無駄になってしまうようです。

これがメカニカルに分配する方式の方が良いのでは?と思う根拠です。

トヨタ初のBEVであるbZXFFは150psのモーター、4WDは前後80ps、計160psのモーターを搭載し、バッテリー容量は同じで航続距離は4WDの方が長い事になっています。

また0発進加速も4WDの方が良いみたいなので、トルク配分(比率)は不明ですが、基本的に常に4輪にトルクを掛ける設計になっているようです。

バッテリーやモーターの大きさで左右される重さが大差無ければ、4WDの方がロスが少ないという事なんでしょうね。

新型ノア/ヴォクシーより遥かに無駄は少ないとは言え、前よりに配分したり、後ろよりに配分する事で、どうしても無駄は出てしまいます。

FFモデルをベースにリアにトルクを配分する機構を追加するコストや重量とモーターを小型化して2つ搭載した場合の重量との比較になるのでしょうが。