Yahooでこんな記事を見掛けました。
学歴による社会の分断 「日本人の3人に1人は日本語が読めない」調査結果も
日本人の1/3は日本語の文章を正しく読解出来ないのだとか。
確かにヤフコメなんかを見ていると、特にコメントの返信に的外れな批判やコメントしていない事への批判とか、訳分からないものが多いですよね。
「いないとは限らない」というコメントに、「いるとは限らないだろ!」と向きになって返す人が結構いたり。。。
いやいや、「いる」なんて誰も言ってないじゃん、と突っ込みたくなります。
人は見たいものを見ると言われますが、それと同じで、書いてあることをそのまま理解するのではなく、自分が思いたいように捻じ曲げて理解する生き物なのかも知れません。
1/3が日本語が分からないのなら、意味が正しく伝わる文章を書ける人は2/3以下ですしね。
コメントを書くネット民で日本語読解能力に欠ける人は調査結果の1/3どころでは無く、半分以上のように感じます。
ネット民、特に返信する人達が文句を言うのは、それ自体が目的なので、ロジックが破綻していようが、支離滅裂だろうが、構わないのでしょうけど。
更に、「日本人の3分の1以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない」のだそう。
数的思考は意識した事がありませんが、日本人が論理的では無いのは総裁選に関するアンケートなどでも良く分かります。
不出馬を決めた菅総理のコロナ対策は60%の人が低評価。
菅総理のコロナ対策と言えば、お願いベースの宣言とワクチン。
低評価なのはこの2つがうまく行っていないと思われているからのはず。
ワクチンの責任者は河野太郎。
菅総理のコロナ対策が低評価であるなら、河野太郎のワクチン対策も低評価のはず。
が、次の総理一番人気は河野太郎。
菅は特にコロナ対策がダメだから不人気。
河野はコロナ対策の最重要施策であるワクチン対策はダメだけど一番人気。
矛盾してますよね。
河野を良いと言っている人のほぼ全てがコロナ対策を高く評価しているなら、数字的な矛盾はありませんけど。
良く考えれば、算数・数学にしてもあるレベルから題意を理解する力が重要になってくるので、日本語が読解出来なければ、数的思考に至る訳も無いのかも知れません。
これでも先進国の中では一番マシなのだそうです。
あまり自慢出来る数字では無いと思いますが、一位である理由、というペーパーも出ているようです。
尤も、年齢が若くなると他国に抜かれたりしているようなので、10年後、20年後は先進国で最下位になっているかも知れません。
その時は比較相手は先進国では無いでしょうけど。