昨日までは、まだその時期では無い、と語っていた安部首相ですが、本日になって緊急事態宣言発令の意向を固め、明日、4月7日にも発令される模様です。
東京で2日連続で3桁の新規感染者が確認された事などによるもののようです。
昨日も書いた通り、感染予防対策という意味では、世間の危機意識が高まる程度で出来る事は現状通りですから、感染者が増えて来たから、感染拡大を食い止めようという緊急事態宣言では無くて、感染者がこのペースで増えると医療現場が崩壊するので、何とかしようという緊急事態宣言です。
ですが、未だ検査は受けさせて貰えないようなのに、どうしてこんなに感染者が増えてるんですかね?
こんな話を聞きました。
ある人の友人の話なのですが、
1. 微熱が続くので保健所に検査を希望したところ、却下された
2. やがて味覚と嗅覚にも異常が出た
3. 近所の病院では「その症状はCOVID-19なので、来ないで欲しい」と言われた
4. 保健所に連絡すると近くの病院に行けと言われた
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院内感染防止の為、病院に来るな、は分かりますが、
「当面、外出せずに自宅で〇×△に気を付けて安静にしていて下さい。症状が悪化したら、すぐに連絡して、来て下さい。」
とか対応してくれないものでしょうか?
保健所も病院が来院拒否しているという実態を認識していないんでしょうかね?
不安になります。
さて、感染予防対策という意味では、基本的に国民や企業のモラルに頼る事しか出来ない緊急事態宣言ですが、飲食店や風俗店、娯楽施設は自粛要請の対象ですら無さそうです。
COVID-19対応の為に、新型インフルエンザ等特別措置法を改正したというのに、どうしてこんな中途半端なものにしたのでしょう?
私的な集まりについても、昨日か今日になって、10人以上(だったかな?)の集会は自粛して欲しいとの話がようやく出て来ました。
感覚としては今頃?という感じですね。
強制力が無いにしても、例え2人でも原則何m以内に近づくな、とか、買い物の際にレジに並ぶ時にも間隔を空けろ、とか、複数名での飲み会は自宅であっても止めろ、とか、飲食店なら客席の間隔を拡げろ、とか、事細かに指示しないと言われた事しか自粛しないような気がするのですが、果たして。。。
娯楽施設と言えば、こういうご時世では、何かとやり玉に挙がるパチンコ店とその常連客。
マルハンは土日休業したようですが、長時間居ても相手は機械ですし、パチンコであれば隣の席とは分煙ボードで仕切られています(いました?)し、換気も喫煙可だった3月末までは万全だったと思います。
ですので、感染リスクは他の人が遊戯していた台からの接触感染程度で、COVID-19に関する限り、この時期になっても居酒屋や自宅等で飲み会している人達の方が余程不見識かと。
ただ、4月になって席での喫煙は禁止になったので、喫煙コーナーの人口密度がとんでもない事になっていそうな。。。
そこがクラスターになる可能性は高そうです。
健康のために全席禁煙にして、喫煙コーナーで感染を拡大させていたのでは本末転倒ですよね。