とんだ茶番劇 2019 F1 イタリアGP 予選 | masashik0305のブログ

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ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

2019 F1 イタリアGP 予選が終わりました。

 

Q3の最終アタックに9台が一斉にアタックに出かけ、皆がトゥ(スリップストリーム)の獲得を目指して牽制し合い、結果7台がタイムアウトでアタック出来ないという、エンターテイメントとしてもスポーツとして有り得ない茶番劇となり、結果、ルクレールがポールホジションを獲得しました。

 

今年どこかの予選でも同じ事がありましたね。

ここまで台数は多くありませんでしたが。

 

先頭でコースインして頭を塞ぎ、この騒ぎの原因を作ったヒュルケンベルグ、ストロール、サインツは戒告処分となりました。

ストロールなどは自分が元凶のくせに「コメディーだった」とコメントしています。

戒告では生温いですね。10グリッド降格くらいの処分にしないと抑止力にはならないと思います。

 

こうなると、一時点で同一チームの車は2台以上トラックに居てはいけないとか、同一チームでの引っ張り合いを禁止するしか無いような気がします。

 

それでも他チームのマシンのトゥを得ようと牽制合戦になるのであれば、Q3は1台ずつアタックさせるインディ方式にするとか。

トラックコンディションが後の方が有利になるので、最初はQ2のタイムの速かった順から、2度目は最初のアタックで速かった順からアタック開始、とか。

 

そんなトラフィックが災いして、ホンダF1 スペック4で全力アタックをするはずのアルボン、クビアトもクリーンなアタックは出来なかったようです。

 

フェルスタッペンはQ1で「ノーパワー」状態になりタイムを出せませんでした。

ノーパワー発言後、走行を続けるフェルスタッペンのオンボードカメラの映像がDAZNのF1 ZONEに映し出されていて、最高速は300km/hを超えていたので、トラブルでは無いと思って観ていましたが、ホンダの田辺さんの説明によると、「縁石に乗り上げ、タイヤが空転し、エンジンがオーバーレブしそうになりレブリミッターが作動、それでもスロットルを開け続けた為に、FIAのトルク監視システムが作動、一定時間出力を抑えられた事によるもの」だそうです。

 

一安心ですが、それはそうとDAZNの実況/解説陣は東京で何の映像を見て実況してるんでしょう?

FIAの公式映像のみなんでしょうか?

 

というのは、先のフェルスタッペンの件にしても、F1 ZONEを見ていれば深刻なトラブルでは無いと分かりそうなものですし、F1 ZONEのコーストラッキング映像でガスリーがコース上に表示されているにも関わらず、ピットインしたはず、などトンチンカンな実況があったり・・・

 

解説者がよく、大画面で見ている方は予選やレースはF1 ZONEで見て下さい、と言っているのですが、F1 ZONEを見なきゃいけないのはお前たちだろ!と突っ込みたくなります。

 

あと、スパでPUトラブルに見舞われたマクラーレンのアンドレアス・ザイドルが「我々が透明性のあるオープンな関係であること、そしてみんなで協力して問題を分析しようとすることが重要なんだ」とコメントした事を解説者が何度か批判していました。

 

パートナーなんだから、公の場で言うべきでは無い、という理由でしたが、取り組み方をリマインドしただけで、批判している訳でも何でも無いので、何が問題なのか良く分かりませんね。

 

ザイドルの前任者であれば、「ルノーの責任で原因を解明し、壊れないPUを提供すべきだ」とか言っていそうですから、それに比べれば穏やかなものです。

フランス人はあんな感じの人が多そうですから、逆に言うと、普段から言われ慣れている訳で、シリル・アビデブールも何とも思っていないような気がします。

 

しかし、今回の予選は久しぶりにトップ3と中団グループが接近した戦いになりましたね。

マクラーレンはそれほど速くありませんでしたが、ルノーが速かったのにはビックリしました。

なんか裏技でも使ったんでしょうか? 

だとすれば、ルノーに透明性は無さそうですね。