以前、来季のMリーグで、契約更新や入替えなど来季の選手についての疑問を書いたのですが、27日、「10月に開幕する2019シーズンの概要について」というニュースリリースが出されていました。
要旨は、
・2019シーズンは10月開幕であること
・1チームの選手数上限を4名(3名以上)に引き上げる事
・チーム編成は男女混成とする事
・6月末までに契約更改選手の公表
・7月にドラフトを行う事
などです。
取り敢えず、そう来たか、という感じです。
現在のチーム編成は、以下の通りです。
順番はドラフト指名順のつもりですが、ほぼ適当です。
1.赤坂ドリブンズ・・・女性プロ1名の指名必須
鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)
村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)
園田賢(同上)
2.EX風林火山・・・男性または女性プロ1名の指名可
二階堂亜樹(日本プロ麻雀連盟)
滝沢和典(同上)
勝又健志(同上)
3.渋谷ABEMAS・・・女性プロ1名の指名必須
多井隆晴(RMU)
松本吉弘(日本プロ麻雀協会)
白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)
4.コナミ麻雀格闘倶楽部・・・男性または女性プロ1名の指名可
佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)
前原雄大(同上)
高宮まり(同上)
5.U-NEXT Pirates・・・女性プロ1名の指名必須
小林剛(麻将連合-μ-)
朝倉康心(最高位戦日本プロ麻雀協会)
石橋伸洋(同上)
6.セガサミーフェニックス・・・男性または女性プロ1名の指名可
近藤誠一(最高位戦日本プロ麻雀協会)
茅森早香(同上)
魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)
7.チーム雷電・・・男性または女性プロ1名の指名可
萩原聖人(日本プロ麻雀連盟)
瀬戸熊直樹(同上)
黒沢咲(同上)
という事で、女性プロが最低3名新たにMリーガーとなる事が確定しました。
プロ雀士が2000人居たとして、そのうち女性プロは1~2割でしょうから、25%を女性プロにしなくてはいけないのはハードルが高い気がしますね。
Mリーガーは、野球で言うとベストナインやゴールデングラブでは無く、人気優先のオールスターだと気付きましたが、とは言え、それなりに強くないと。
人気だけで選ばれると、何より本人が可哀想です。
と考えると、人気と(それなりの)実力を兼ね備えた女性プロが3人(以上)も居るのか微妙な気がします。
そんな中では、私が見た何本かの動画では全く実力を発揮してくれないのですが、女流ブロ雀士最強とも言われているらしいのが、朝倉ゆかりプロ(日本プロ麻雀協会)です。
他にも思い付く強いブロは居るのですが、先に書いたように人気優先、特に女性プロは。。。
ある意味、Mリーグのスポンサー達の見識が試されるドラフトになるかも知れません。
さて、全チームが現メンバーと契約更改したとして、MAX4名補充指名される可能性のある男性プロでは、現十段位 内川幸太郎プロ(日本プロ麻雀連盟)と雀王連覇中の金太賢プロ(日本プロ麻雀協会)の指名は濃厚な気がします。
RMUの松ヶ瀬プロも強いようですが、流石にビジュアル的にNGでしょう。
いずれにしても、”補充”で選ばれたプロ達の心中は複雑でしょうね。
2000分の21と2000分の28では重みが違いますから。
2020年も1チーム最大5名とかに膨張して、自らの価値を下げる方向に行くんですかね?
このまま膨張を続けると、そのうち、現在のメンバーが“オリジナル21“と呼ばれる日が来るかも知れません。