2019年のF1 モナコGPの決勝レースが終わりました。
フェルスタッペン4位、ガスリー5位&ファステスト、クビアト7位、アルポン8位でホンダPU勢4台全てが入賞しました!
フェルスタッペンはコース上では2位でしたが、アンセーフリリースで5秒のペナルティを受けた為、4位でした。
タイヤの不調を訴えていたハミルトンに終始蓋をされていた印象で、もし、ハミルトンの前に出られていれば5秒ペナルティがあっても優勝出来ていたように思います。
トロロッソの2台も6位に入ったサインツに抑えられていた印象で、こちらも前に出られていれば、サインツを引き離していたように思います。
コンストラクターズポイントを考えると、実際には総計16ptsですが、前に出れていれば6位, 7位で計14pts、総計20pts、マクラーレンは8位4ptsで総計26ptsとなっていた訳で、ちょっと残念でした。
いずれにせよ、ようやくマシンの性能が結果に結びつくようになったという感じですね。
これで、トロロッソはコンストラクターズポイントで、コンロッド問題が解決し、フルパワーを発揮し始めたルノーを上回り、6位タイに上がりました。
中団グループでは、レーシングポイントが次の大型アップデート次第ですが、失速気味、アルファロメオも失速気味、ハースは熱が入りにくいのは相変わらず、マクラーレンも言うほど速さは無い、という感じでいすので、これからのトロロッソが楽しみですね。
さて、ガスリーですが、1度目のタイヤ交換後の32周目のサインツとの差は2秒弱だったものの、62周目には25秒近い差になっていた(サインツと後ろのクビアト、アルボンとの差は終始1秒前後)ため、残り15周でユーズドのソフトに履き替え、今シーズン2度目のファステストを記録しました。
2度目のピットストップに入った時点で前を走るボッタスとの差は11秒、タイヤ交換後の差は28.6秒、レース終了時は約6.8秒でした。
もし、タイヤ交換に入っていなければ、タイム的にフェルスタッペンを躱して4位になれていたかも知れませんね。
チーム的にはファステストラップのボーナスが取れた方が良い訳ですが。
ちなみに、優勝はハミルトン、2位ベッテル、3位ボッタスで、昨年の覇者リカルドは9位、10位はグロージャンでした。
何より、モナコ王室の方にシューイをさせずに済んで安心しました。
一応、32年振りという事になっているホンダPU全車入賞も喜ばしい事です。
が、当時の入賞は6位までで、その時は1-2-3-4フイニッシュでしたので、比較する事は出来ません。
とは言え、4台がトップ10フィニッシュというのも28年振りだそうです。
いつか、4台が6位以内に入る日が来ると期待したいですね。
さあ、この後はインディ500です。
直前のテストで3位だった佐藤琢磨に期待したいですね。
[追記]
インディ500ですが、14番スタートの佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン/ホンダ)は惜しくも3位に終わりました。
優勝はポールスタートのパジェノー(ペンスキー/シボレー)、2位は9
番手スタートのロッシ(アンデレッティ/ホンダ)
惜しかったですね。