小林陵侑がドイツ オーベルストドルフでのフライングヒルによる個人第18戦(ヒルサイズ=HS235メートル)に優勝し、今季10勝目を飾りました。
ヒルサイズなどではなく、70m級とか90m級という種目名だった昔、フライング選手権と呼ばれていた大会ですね。
ですが、yahoo!のスポーツナビでは高梨沙羅が2位というニュースはあっても、小林陵侑が優勝というニュースは出ていませんでした。
NHKの「サンデースポーツ2020」で、通算10勝目を挙げた事、10勝は日本人として歴代3位である事は取り上げていました。
札幌大倉山大会の時はネットで検索しても全くヒットしませんでしたが、流石に今回は優勝したこともあり、各新聞社は記事にしているようです。
が、実はこのオーベルストドルフの大会は3連戦で小林陵侑は第17戦14位、第18戦優勝、第19戦9位という成績でした。
ニュースとして取り上げるのではあれば、その他の成績も報道して欲しい所です。
また、通算10勝は歴代3位ですが、通算17勝の葛西は23年掛けて、通算15勝の船木も10年掛けて達成した記録で、1シーズンの勝利数では葛西6勝、船木5勝となっています。
対して、小林陵侑は今シーズン第19戦までで既に10勝です。
1シーズン10勝は史上9人目だそうです。
まだ13,4 9戦残っていますので、あと1つや2つは勝つように思います。
歴代最多タイの6連勝も達成していますし、シーズン最多勝も期待したいですね。
ちなみに小林陵侑の板は(レーシングポイントのスポンサーである)BWTです。
所属しているチームは「土屋ホーム」、北海道札幌市にある住宅メーカーです。関東甲信越、北陸は営業圏内のようです。
(札幌勤務時代、マンションの隣が土屋ホームのリフォーム子会社の営業所でした。)
いずれにしても大偉業が着々と進行中?な訳ですから、もう少し詳しく取り上げて欲しいと思います。