ホンダ、FIAからイジメに遭う!? | masashik0305のブログ

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ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

昨日終わった日本GPですが、舞台裏では色々あったようです。

 

ホンダはロシアGPの金曜日にステップ3のPUを投入しましたが、ダイナモ上では発生していなかったシフトチェンジ時のオシレーション(振動)の為、土曜日以降、元のステップ2に戻しました。

 

それからキャリブレーション※を行い、日本GPに臨んでいます。

田辺TDは「キャリブレーション※を最適化して迎えたい」とコメントしていました。

 

※今回の件に関係して、キャリブレーション(calibration)を「基準値と測定値の差の測定」としていた記事をどこかで見掛けました。

確かにcalibrationの訳は「較正・校正」で、「較正・校正」の意味は「基準値と測定値の差の測定」なのですが、元のcalibrationには調整という意味も含まれています。

田辺TDのコメントも「測定を最適化して」では意味不明ですが、「調整を最適化して(最適に調整して)」であれば理解できます。

 

そうして日本GPの金曜日を迎えた訳ですが、オシレーションについて大きく改善したものの、最後の微調整はFP1、FP2の結果で行う予定だった模様です。

が、ガスリーは燃料タンクのトラブルでFP2を満足に走れなかった為、最終的な微調整が出来ないまま、土曜日の予選に入ってしまったそうです。

 

土曜日の走行の結果、最適解を見いだし、それに向けた調整の申請をFIAに対しホンダが申請し、一度は却下されたものの、再申請で承認されて日曜の決勝となりました。

 

そして、スターティンググリッドについた後に、その変更申請は認められないと口頭で指示があったそうです。

F1 Topic:日本GP決勝グリッド上でFIAからトロロッソ・ホンダへ突然の伝達

 

その経緯は次のようです。

F1 Topic:トロロッソ・ホンダに一度許可された内容が直前になってFIAから却下された理由

 

このような事があった事を、田辺TDガスリーも言い訳していないのは立派ですね。田辺TDは日本人ですから分かりますが、ガスリーはフランス人なのに。

エリック・ブーリエやシリル・アビデブールなら喚きまくっているに違いありません。

 

しかし、ほとんどイジメというかパワハラというか。

 

FIAが思っていた変更と違うから却下という事なのですが、そういう理由で却下したのなら、今後も認められないような気がします。

もしくは、認めてもPU交換扱いとして認めるとか。

アメリカGPでは認められるのか心配です。