夏の甲子園、第100回記念大会が終わりました。
入場者数も初めて100万人を超え、101万人超と大成功の大会でした。
決勝の昨日の予想では、
・大阪桐蔭の大勝の順番。
・金足農 吉田君から6点以上、イニング4点以上取れれば大阪桐蔭の
勝ち
・大阪桐蔭の先発は根尾君
でしたが。。。
後攻の大阪桐蔭の先発は準決勝から連投となる柿木君。
一回表を三者凡退に抑え、その裏、金足農 吉田君を攻め、2アウト満塁から暴投とタイムリーで3点を大阪桐蔭が先制。
2回表 金足農の攻撃は、シングルヒット-送りバント-シングルヒットで1アウト1, 3塁。
そこで1塁ランナーがディレードスチール?3塁ランナーが飛び出すもキャッチャーは2塁ではなく3塁に送球し、2アウト2塁に。
そのあと、フォアボール。次打者をショートゴロに抑えて3アウト。
その裏は淡泊に三者凡退。
3回表は、フォアボール-送りバント-暴投、で1アウト3塁。
外野フライを打たれ、ノーヒットで1点を失う。
その裏の攻撃はヒットを2本打つも無得点。
4回表は、ヒット-送りバント-ショートゴロで2アウト2塁。
そのあと、フォアボール。次打者をファーストゴロに抑えて3アウト。
4回裏、エラーとフォアボールでノーアウト1, 2塁から柿木君がスリーバント失敗で送れず。1番宮崎君が3ランホームラン!これで、6 - 1。
金足農の吉田君は今大会初被弾。そして、勝敗の分かれ目だと思っていた6点目が入った。
吉田君しか居ないと思われる金足農に対し、柿木君が崩れても根尾君、横川君が控えている大阪桐蔭。勝敗的にはここで勝負あり。
吉田君はこの回辺りから下半身が言う事を聞かなくなっていたらしい。
5回表は三者凡退。
そのリズムから5回裏は打者11人、根尾君の2ラン含む7安打の猛攻で一挙6得点。吉田君が1イニングに4点以上取られるのは今大会初。
6回から金足農の投手は打川君に交代。そのあとの3イニングを1失点で抑える。
2巡目、3巡目も大阪桐蔭を抑えられるとは思わないが、3イニングでも1点に抑えたのは立派。
金足農の中泉監督は、吉田君は将来のある子なので交代した、とコメントしていたが、既に将来を潰してしまっているかも知れないとは思わなかったのだろうか。
試合展開的に余裕のある試合が無かったとは言え、もっと早く使っていれば、吉田君の消耗も抑えられたのではないか。
今日の試合の吉田君は最初から本調子からほど遠い状況だった。
これまでなら、空振りを取れていた左打者アウトハイのストレートをバットに当てられるシーンが何度か有り、根尾君にはバックスクリーンに放り込まれた。根尾君は甘い球と言っていたが、初戦などであれば、あそこから伸びて空振りという球だったように思う。
対して、柿木君。
いつもより良かったのは三社凡退に抑えたイニングが5イニングあった事。
先頭打者や2アウト取ってから不用意なフォアボールを与えて、リズムに乗り切れないのがいつものパターン。
1失点や2失点の試合でも抑えた感じがしないのは、このリズムの悪さでしょう。そして、これまで柿木君先発の試合であまり点が取れていないのも、このリズムの悪さに原因があるように思います。
結果は、
・大阪桐蔭の大勝の順番でした。
・金足農 吉田君から6点以上、イニング4点以上取って大阪桐蔭の
勝ちでした。
・大阪桐蔭の先発は根尾君ではなく柿木君でした。
大阪桐蔭の史上初の2度目の春夏連覇で幕を閉じた今大会ですが、既に秋に向けて新チームが始動しています。
優勝した大阪桐蔭や金足農は全員が3年生で、新チームは経験の無さというハンディを背負ってのスタートとなります。
それでも大阪桐蔭は強いチームを作ってくるでしょうが、金足農は厳しいかも知れませんね。
来年は日大三高の年かも?