アゼルバイジャンGP 決勝のスピードトラップは以下の通りでした。
トロロッソは予選の時よりも10~20km/h速くなっているのですが、それでもガスリーはストレートで抜かれまくったと言っていました。
ホンダの田辺さんはエネルギーマネジメントの調整が難しかったと言っていましたが、他のチームはそこまでやり繰りに苦労している印象は無いので、PUに比べて回生量でもまだ大きな差があるのかも知れません。
各ドライバーのベストタイムはこちらです。
ザウバーのルクレールがタイム的にもマクラーレンの2台を上回っており、ドライバー・オブ・ザ・デイが伊達では無かった事を示しています。
トロロッソはかなりまずいですね。
初ポイントを獲得したハートレーは次もこの勢いで!とコメントしていましたが、早めにリタイヤしたヒュルケンベルグを除くと見事にテールエンド、勢いなど微塵も感じられません。
(ハートレーはホント能天気なくらい前向きで良いですね。)
という訳で、レース中のベストタイムの全体における順位の変遷、タイム差などをまとめてみました。
バーレーンではガスリーが4位に入ったので、決勝も速かったと思われていると思いますが、決勝は特に速かった訳ではなく、11位と全体の中ではむしろ遅い方だった事が分かります。(過去4戦では最も良い順位ですが)
ただし、タイム差は1%強ともっとも小さくなっています。
アゼルバイジャンではアクシデンド続出で入賞圏内で走行していましたが、タイム的には大苦戦だった中国GPよりも離されています。
レッドブルがホンダと交渉開始と言われていますが、大丈夫なんでしょうか?
この状況が続くと、敵はザウバーになってしまいそうです。
他チームでは連続入賞しているマクラーレンがベストタイムの順位という意味ではじわじわと落ちて来ているようです。
スペインGPでのアッブデートに期待するしか無さそうです。