2018年 F1 第4戦 アゼルバイジャンGPの決勝が終了しました。
1周目からオコンとシロトキンがクラッシュで消え、波乱のスタートとなった決勝ですが、その後も様々なアクシデントの末、メルセデスのハミルトンが漁夫の利で優勝を手にしました。
残り13, 4周のところでレッドブルの2台が最初のタイヤ交換に入り、ウルトラソフトに替え、これからプッシュ!というところで、フェルスタッペンを抜こうとしたリカルドをフェルスタッペンが2度のレーンチェンジで抑えに行き、避け切れなかったリカルドがフェルスタッペンに追突してしまい、2台ともリタイヤとなってしまいました。
フェルスタッペンについては、そのドライビングについて色々言われていますので、何らかの裁定が下るかも知れませんね。
この2台のクラッシュでセーフティカーが入り、それまでタイヤを交換をせず暫定1位に付けていたボッタスが、このタイミングでタイヤ交換を行い、1位のまま復帰する事に成功します。
そして、このセーフティカーの間にタイヤを温める為に、左右にウィービングしていたグロージャンがリアを滑らせウォールにヒット、またセーフティカーになってしまいました。
残り6周でセーフティーが入り、2位に付けていたベッテルがギャンブルに出ますが失敗。4位に後退した上にフラットスポットを作ってしまいます。
そして、トップのボッタスがデブリを踏んでタイヤバースト!でリタイヤ。
これで、トップがハミルトン、2位ライコネン、3位ベッテル、4位ペレス、5位サインツ、6位ザウバー!ルクレール、7位アロンソ、8位ストロール、9位ガスリー、10位バンドーンとなりました。
その後、フラットスポットを作ったベッテルをペレスが抜き、ガスリーが何かのトラブルで3つ順位を下げ、上のような順位になりました。
中団グループの争いも熾烈ですね。
フォースインディアのペレスが3位、更に最下位が指定席かと思われたザウバーのザウバーのルクレールが6位で8ptを獲得しています。
トロロッソのハートレーも嬉しい初ポイントです。
ハミルトンの今季初優勝でドライバーズポイントはハミルトンがトップに立ちました。
今年は面白いですね。
スペインGPでは各チームアップデートを投入してくるでしょうから、それにより同順位が変わって来るのか非常に楽しみです。