日本列島 防災・減災、急ピッチ!東日本大震災の尊い教訓を今後の防災・減災に活かそうと、多方面で対策が進行中だ。その一つ、南海トラフの巨大地震に備え、海洋研究開発機構などが、紀伊半島沖の海底下の地殻を約980m 掘り下げて設置した計測機器で、岩盤のわずかなひずみや微動を直接観測する取り組みが来月から始まる。地震国 日本。災害に負けない強靭な国土に再構築、叡智を結集するときが来ている。