問題解決に当たっては問題が何かを明確にしないと問題解決はできません。
ここで重要なのは何が問題ではないかもわかると、原因の把握が楽になります。
簡単な例ですが・・・。
お金がない、もちろんプライベートの話です。
お金がないは二通りです、いや三通りです。
収入が少ない、支出が多い、あるいは両方。
1. 収入が少ない=支出は問題ない
→なぜ収入が少ないか?
2. 支出が多い=収入は問題ない
→なぜ支出が多いか?
3. 両方
→なぜ収入が少なく、支出が多いか?
2に焦点を当ててみましょう。
とりあえず収入は問題ないが、なぜ支出が多いか?支出の分類は?
固定費、変動費?一時的、恒常的?
固定費?
家賃、通信費、保険、お小遣い?
まずは問題の原因を分割していきましょう。
ここまでくると、問題解決は近いです。実際には原因がわかってもすぐには実行できません、あるいは実行できても続きません。
例えばスマホの通信費としましょう。
スマホの毎月のギガを減らしましょう。10→3GB。スマホでやっていることが変わらなければ、結局追加のギガを購入することになりますので、問題が解決されていません。スマホに依存する自分を変えなくてはなりません。スマホでYoutubeを見ることをやめて、音楽を聴くとか、本を読むとか。真の問題を解決するためには、真の原因を把握し、真の問題解決をしなくてはなりません。
問題解決の難しさはここにあります。解決したはずの問題が再発する。
私の業務においても、ここに気を付けています。
その場限りではなく、二度と再発しない継続できる問題解決を心がけています。