みなさんこんにちは。

水落住建の水落雅士です。

 

今週の建築専門用語は

前回の土地のブログでも

ちょっとだけ出てきた

 

けんぺい率容積率

 

についてです。

 

前回のブログはこちら↓

 

 

 

 

これから家づくりを考えている方は

チェックしてくださいね!

 

 

 

  けんぺい率(建蔽率)

けんぺい率は

もともと

 

建蔽率

 

と漢字で書いていたのですが

書きにくい・読みにくい

ということで

ひらがなに統一されました。

 

 

では

けんぺい率とは何なのか。

 

けんぺい率とは

その土地の何割まで

建物で使っていいのかを

表しています。

 

 

例1

土地の面積:200 m2

けんぺい率:50 %

 

この場合

100m2まで

建物として使って

いいということです。

 

例2

土地の面積:200 m2

けんぺい率:100 %

 

この場合

敷地すべて

建物として使って

いいということになります。

 

つまり

 

けんぺい率が大きいほど

その土地の利用価値が高い

 

ということになります。

 

しかし

一般住宅の場合では

駐車場や庭なども

作りたいという方が

多いので

 

一般的には

50%~60%程度

けんぺい率があれば

問題はないかと思います。

 

 

  容積率(ようせきりつ)

容積率というのは

その土地に対して

どれだけの延べ床面積の建物を

建築してもいいのか

 

ということを表しています。

延べ面積とは

建物の床面積の合計のこと

 

2階建てであれば

1階の床面積+2階の床面積

が延べ床面積となる。

 

 

例1

土地の面積:120 m2

容積率:100 %

 

この場合

建物の延べ床面積は

120m2まで

建築することが可能です。

 

例2

土地の面積:120 m2

容積率:200 %

 

この場合

建物の延べ床面積は

240m2まで

建築することが可能です。

 

 

このように

容積率は

建物全体の面積を

出すために

必要な項目になります。

 

 

  けんぺい率と容積率の実例

ではそれぞれ

実際に十日町の土地で

どのような数字があるのか

 

見てみましょう。

 

 

例1

土地の面積:290 m2

けんぺい率:60 %

容積率:200 %

 

 

この土地で建てられる

建物の大きさは

 

建物の大きさ:174 m2

延べ床面積:580 m2

となります。

 

例2

土地の面積:200 m2

けんぺい率:80 %

容積率:200 %

 

 

この土地で建てられる

建物の大きさは

 

建物の大きさ:160 m2

延べ床面積:400 m2

となります。

 

この例を見てもらうと

なんとなくわかるかも

しれませんが…

 

けんぺい率に

合わせて建物を建てると

 

3階建てを建てない限り

容積率を超えることは

ほぼありません。

 

 

また

よほどの極小地でない限り

けんぺい率を最大活用して

建てても

かなり大きな建物となるので

 

 

十日町の場合では

お客様のほうで

そこまでしっかりと

見なくても大丈夫な

項目です。

 

 

ただし

市街地などの

土地が狭い場合は

しっかりと確認する必要があります。

 

 

 

けんぺい率と容積率は

正直

私たちのような建築会社に

お任せでも大丈夫な項目です。

 

 

私たちは

法律に関係する場所なので

必ず確認をして

プランの作成に入ります。

 

 

けんぺい率や容積率を

無視してプランをする会社は

まるで素人みたいな人なので

絶対に信用しないでくださいね。

 

 

家づくりのことで

気になることや

聞いてみたいことがありましたら

お気軽にご相談ください!

 

 

それでは、また明日!