3月になりましたが、イギリスはまだまだ寒い時期が多かったように感じます。後半になりやっと春らしい気候にもなってきました。

イギリスでもあちこちに桜の木があり、とても嬉しく思います。




中旬頃に私と同じJOCの研修を利用し、イングランドでフィールドホッケーを教えている藤本さんのところに行ってきました。フィールドホッケーを観戦するのは初めてでしたが、とても楽しかったです。


藤本さんは渡英してからコーチ兼選手として活動しており、私が観に行ったときにも試合に出場されていました。奥様も一緒に渡英されており、奥様もホッケーの選手ということでルールを教えてもらいながらの観戦ができ、とてもわかり易く楽しい時間となりました。また藤本さんはフィールドホッケーから発の研修生ということもあり、苦労されたお話しなどもありましたが、フィールドホッケーから指導者研修という新たな道を切り開かれたことは今後のフィールドホッケーにとって間違いなくプラスであると感じ、目が離せなくなると感じました。柔道とはまた異なった状況であるホッケーのお話しや、試合後のミーティングまでとても興味深く、得るものが大きかったです。また日本でもぜひ観戦に行きたいと思いました。

 





またその週末には私の拠点であるキャンベリー柔道クラブで柔道教室をさせて頂きました。これは日頃からとてもお世話になっている柔道クラブで最後に柔道教室をさせてください!と私からお願いしたものです。何か少しでも恩返しをしたい!何か残したい!という想いから志願し、ヘッドコーチが承諾して下さいました。当日は子供から大人までたくさんの方が参加してくださり、とても楽しい時間となりました。


子供達には私の願いを込めて、担ぎ技を中心に教えました。というのも技を仕掛ける上で難しいのは、回転する技だと気付いたからです。小さい頃に背負い投げや体落としといった回転して担ぐ動きを練習しておくと必ず、将来に活きると感じたからです。これも私が小さい頃に通っていた道場の先生からの教えです。引退が近づいた頃に気付いた点ではありますが、練習してほしいという願いを込めて教えさせて頂きました。それと大人の方も積極的に取り組まれていて、大人が趣味で行う柔道も日本でもっと増えてほしいなとも感じました。

一日を通してたくさんの方と触れ合い、開催できて良かったと感じ、思い出の日となりました。





月末にはスペイン・バレンシアに柔道教室に行きました。スペインには4つのハイパフォーマンスセンターがあり、その一つがバレンシアにあります。


道場もすごく大きく、トレーニング施設も完備し、宿泊施設もある。強くなるためには完璧な環境がある場所でした。また選手の意識もレベルも高くてびっくりしました。その道場には、スペイン人だけでなく、さまざまな国の選手が近くに住み、練習、生活をしているとのことでした。そのおかげもあって柔道教室に参加してくださった方々も凄くレベルが高く、教えがいもありました。


そこのヘッドコーチは私が現役時代、よく練習していた選手で、世界選手権の銀メダリストです。もの凄く強く、試合でやりたくないなと思っていた選手でした。その選手が先生となり、普段から80人を超える選手をまとめていると思うと凄いなと思う同時に私も頑張らなくてはと思いました。相変わらずスペイン料理はとても美味しく、つい食べすぎてしまいましたが、とても充実した時間となりました。今回お誘い頂いた、カメラマンのGabiさんや道場のヘッドコーチSugoi先生にとても感謝しています。




3月は別れの時期。別れは辛いですが、4月にはまた新たな出会いがあります。新しいことに挑戦するにはとても良い時期です。私も4月の中旬には日本に帰り、また新たな生活がスタートします。いつどんな時でも歩みを続け、学んでいけたらと思います。

研修期間終了まで残り少ない期間となりましたが、最後まで精進していきます。