フランス柔道について
私が柔道教室でフランスに行った際に乱取りしているアスリートを止めてある先生が
「こんな練習じゃダメだ!試合みたいだ!」
と怒っていました。
私の頭には❓が浮かんでいました。
私が選手のとき、武者修行で単身一ヶ月フランスに行った経験があります。
そこでの練習は乱取りの時間が日本ほど多くなく、その分立技の反復稽古が多く、投げ込みをたくさんしたのを覚えています。相手がこういう場面ではこう攻める。こう来たらこう返す。立技のパターンが構築されており、もの凄い数のパターンを反復練習しました。
少し前から日本チームが立技から寝技への移行を重視し、パターン化して練習する。それと同じでたくさんのカードを予め準備しておき、相手に合わせて攻撃する。
そんな練習をしていました。ですのでフランスの選手がポイントを獲ったシーンを見返すと同じパターンが複数回あるのがわかります。
さて私が柔道教室に行った際に先生が言っていた「ダメだ!」には続きがあります。
「こんな練習じゃダメだ!試合みたいだ!もっと試しあって練習しろ!もしも相手が上手に技を仕掛けてきた時には無理せず、しっかりと受け身をとりなさい。」
日本でもし試合に近い激しい練習をしてたら良い練習だ!と褒められると思います。
また、試合に近づけた練習をしなさい!と私も言われてきました。
(乱取り)の捉え方が日本とは違い、フランスでは自分のパターンを練習する、試す場が乱取りなのかもしれません。
フランスでは柔道の人気が高く、日本柔道にとって脅威であることには間違いありません。現に東京オリンピックの男女混合団体戦では決勝で日本に勝利しています。
現全日本柔道連盟・監督の鈴木桂治監督は
「2024年のフランスで行われるオリンピックでの男女混合団体戦での優勝。」
を目標の一つに掲げています。
アウェイでのリベンジは相当な覚悟と準備が必要かと思いますがその目標を達成するために、私も力になれるよう今は異国の地で精進しています。
それと今回のブログは私の完璧な私見であり、真実かどうかもわかりません。ただ私が感じ、経験し思ったことを書こうと思い、ブログに記しました。そのことを考慮して頂き、読んで頂けたら幸いです。
いまイギリスでは最も寒いと言われる2月に突入しました。私は寒いのが嫌いなのでしっかりと防寒対策をし、体調に気をつけて過ごしていきます。
日本も寒いとお聞きしましたので、くれぐれもお気をつけください。
P.S 今週末行われるグランドスラム・パリは、レベルが高く国際大会の中でも最も注目されている大会です。オンラインでも観戦できますので、ぜひ日本選手団の応援をお願いします!