9月の週末に二回程、ミズノさん主催の柔道教室に参加してきました。様々な場所で開催され、色々な場所を訪れることができました。

(Toulouse, Bordeaux, Verquin, Nanterre)

上記の場所で開催されました。



金曜日に現地に移動し、土曜日に二回セッションを行い、場所を移動して日曜日に一回行い帰国するというハードスケジュールでした。場所を変えての柔道教室は初めてで移動が多く、休み時間も少なく大変でした。



柔道教室をやってみて感じたことは、場所によってももちろんですが、道場の先生によって道場の色も異なり、生徒の取り組み方も異なるということです。先生の影響は大きいなと改めて感じました。



私がコーチをする上で、心掛けていることは「柔道選手である前に一人の人間である。」ということ。人としてどうか?ということです。選手を強くしたい、勝たせてあげたいは、もちろんですが、一人の人間として当たり前のことを当たり前にできる人間であってほしいというのが願いです。その部分は厳しく注意できる指導者になりたいと考えています。



それとは別にやはりフランスでの柔道人気はすごく、たくさんの人が参加してくれました。残念ながら日本の柔道人口は減少していますが、フランス柔道の母体の大きさはものすごいものがあります。良い部分を取り入れ、文化や習慣は違くても母体を大きくできるような方法を模索できればと思っています。



それと2回目の教室にはフランスで柔道指導している菊地先生にもお助け頂きました。一年振りにお会いし、たくさんのお話を聞くことが出来ました。海外で柔道指導している日本人の先生は増えていますが、その先生方の体験談は興味深く、参考になることが多いです。知らない地で、異なる言語や文化に立ち向かい、逞しく生きている先生方を私は心から尊敬しています。そんな先生方とお会いし、接することで私自身も勇気づけられ、がんばろう!という気持ちになります。今後も様々な地で頑張っている先生と会えるのが私は楽しみです。







また月末には、グランドスラム・バクー大会にコーチとして帯同しました。

今回の大会は全日本柔道連盟としてではなく、会社派遣ということで私の所属するパーク24株式会社から6名の選手が派遣されました。



選手登録から始まり、ドローや計量、そして試合と。私にとって貴重な時間となったのは間違いありません。結果としては優勝者なしという厳しいものでした。試合前や試合中の選手と向き合う中で、たくさんのことを感じ、疑問が生まれ、最前線でしか感じない緊張感も味わうことができました。ただ私の中で、もっとこうしておけば良かった!こうすれば選手が勝てたかも!など反省する部分も多く、自分の力不足も痛感することとなりました。選手時代と一緒で、良かったところを伸ばし、悪かった部分を改善する。指導者も、人としてもこの繰り返しなのだと再確認致しました。



いくら後悔しても、時間は戻らない。だからこそ、最善の準備をすること。この準備の大切さを改めて感じ、今後はより慎重に、もっと丁寧に準備する必要があると思っています。外国の選手に弱い選手はいない。どんなんに技術が低くても、どんなに組み勝っていても、全てをひっくり返す、パワーと身体の能力がある。この経験を糧に必ず今後の自分に活かしていきたいと思います。


それと英語ができるようになったおかげで、現地の柔道の仕組みや、状況、アスリートの現状などを聞くことができ、日本とは全く異なったアゼルバイジャンの仕組みを知ることができました。英語によって世界が広がっているなと改めて感じています。今後も英語力向上に励んでいきます。