2023年も残すところ、あと1ヶ月と20日ほどとなりました。

 

僕たち夫婦は昨年末チーム移動を決断し、今年6月にムサシグループに移動しました。


doTERRAは2017年に僕の奥さんが登録し活動をしてきましたが、移動を機に僕も共有名義で登録しました。


2017年のdoTERRA登録時の心境


僕はその当時、陸上自衛隊で勤務しており定年退官を目前にしていました。

奥さんは自宅サロンで、ハワイ伝統マッサージのロミロミセラピストをしていました。

そんなある時、奥さんが「今、アメリカから日本に凄いアロマが来ているらしい…どんなアロマか試してみたい!」と言うのです。

それが初めてドテラ社を知った時でした。

そして、ドテラ社の製品流通システムがMLMだとわかった時は、何とも言えない拒絶感がありました。


それって「ねずみ講」だよね!

なぜかというと、35年間の自衛隊勤務においても、ネットワークとかマルチ(MLM)という言葉は何度も耳にし、部隊内で大問題になった経験もあったからです。


そして問題が発生した時、決まってあるのが中隊長の精神教育でした。


それは、隊員が同じ過ちを起こさないように注意喚起の為の教育です。


そこでは、ネットワークとかマルチと呼ばれるものはネズミ講という詐欺の一種だと教わっていたように思います。


そんな経験からの拒絶感でした。


今ではそれが大きな勘違いだったとわかっていますが、登録当初の1年間は半信半疑だったと思います。

自衛隊での経験…

その経験とは、今から30数年以上も昔になります。


その頃の僕は独身で、◯◯駐屯地の◯◯部隊に所属していました。

 


独身自衛官は営内に居住する義務があり、部隊の隊舎内に居住エリアがあります。

 

そして営内に居住する隊員を営内者といって、その部屋ごとに第一営内班・第二営内班・第三営内班という班名の班が幾つもありまさた。

 

その営内班の人数は10名前後で、全員が規則正しく寝起きを共にしながら営内生活をしている訳です。

 (昔は今に比べて甘かった点も…)


そして平日の勤務後や休みの時であっても、有事即応のために外出制限があり、必要な人員は営内に残っていました。


その営内には、営内班長という役職の者がいます。

 

当時の営内班長はパワハラ

当時の僕は営内班長…

 

営内班長は、自分が担当する班員の金銭指導や服務指導・外出者の許可権限も任されていました。

 

営内者の衣食住は給与に含まれていて、駐屯地内にいれば食事も風呂もタダも同然です。

 

給料を全部使っても、部隊に戻れば生活できます。


また駐屯地には、売店や隊員クラブといったお酒を飲める場所もあるので、特に用事がなければ外出する必要もありません。

 

当時の僕は独身なので、

「どうせ飲むなら、可愛い女の子がいるお店で飲みたいな〜…ラブ」な〜んて思っていたので、外出は欠かせませんでした。

 

後期教育の班長の教え

18歳で入隊し、前期教育3ヶ月、後期教育3ヶ月と半年間の教育を終え各部隊に配属となります。


前期教育の班長は優しくて規律正しい方でした。

後期教育の班長は、厳しくて強烈な方でした。


その強烈な班長の教えは、

「外出は毎回しろ貯金はするな給料は全部使え」

でした。


教育期間の半年間が終わって、部隊配属になると営内班で下積み生活から始まります。


外出もままならず貯金は増えていきますが、浪費癖がついてしまった当時の僕には辛かった。


でも6年経てば、そんな僕でも班長でした。


営内では時計は不要

駐屯地の中では、起床から消灯までの行動は、ラッパ🎺の音が教えてくれます。

 

休みの時の営内は、時計がなくても大丈夫!

 

起床ラッパ・朝の点呼ラッパ・朝、昼、夕の飯ラッパ・夜の点呼ラッパ・消灯ラッパ…

と規則正しく教えてくれます…


ラッパで起きて😳ラッパで寝る…🥱

 

でも、せめて週一回ぐらいは、土日のどちらかでもいいから外出して外の空気を吸いたい…

 

序列の壁…

自衛隊の階級は、大きく分けると幹部・陸曹・陸士になります。

 

これは当時の話しなので、今とはだいぶ違っているかもしれません。

 

営内班は、上から陸士長・一等陸士・二等陸士といった陸士階級の部屋になっていて、序列があります。

その序列の上から二人が先任士長・副先任士長といった班の責任者になります。

 

次の土日は誰が残るかの話しになって来るので、若い陸士が外出するには、この二人に気に入られる事が重要です。


「外出してパチンコもしたいし、スナックで綺麗なお姉さんにお酒もついで貰いたい…ラブ


当時はギャンブラーと酒飲みが多かった…


そして、やっとの思いで先任士長のお許しを頂き外出申請を出したとしても、それが叶うかどうかは営内班長次第なのです。


外出禁止が一番辛い

当時は、規則を破って外出禁止になっている者もいたりして、外禁がとけるかどうかも班長の気持ち次第でした。

 

班長にだけは嫌われたくない!

そんな班員の気持ちも痛いほど分かります。

私も色々ありました…😀

 

そんな権限をもった班長さんが、起こしてしまった大問題とは…


営内者のロッカーから高価なナベがポロポロと…


つづく


 

 

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