映画『あの頃。』を見ました。リアルな日本の大学生を描いていて懐かしさを感じると同時にそれぞれの世代には、それぞれの大切なものがあるんだとあらためて感じ、「今を生きる」ことのすばらしさを感じる映画でした。

 

監督 今泉力哉

原作 劔樹人

脚本 冨永昌敬

出演 松坂桃李 仲野太賀 山中崇 若葉竜也 芹澤興人 コカドケンタロウ 大下ヒロト

 

(内容)

主人公はミュージシャンを目指しながら今一つうまくいかない。そんな時「ハロープロジェクト」のDVDを見てハマってしまう。ハロプロのファンが開催しているイベントに参加し、イベントメンバーと仲良くなる。男くさい友情が生まれ、男くさいイザコザが生まれる。

そうしているうちに、仲間の中の一番「熱い」男が癌になっていることがわかる。

 

過去を振り返れば恥ずかしいことだけである。なんであんなことにハマっていたんだろうと不思議に思うことが多いし、あんな馬鹿な事なんでやれたんだろうと思うこともある。しかし、そのころは真剣だった。その日その日が必死な日々でした。今の自分があの頃の自分を白い目で見ているとしたら、今の自分を許すことはけきません。

 

 「今を生きる」ことはすばらしいことです。

 

今は体が思うように動かなくなり、しがらみも多くなってしまいましたが、そんな今でも精一杯「今を生きる」ようにしなければと思う映画でした。