福生店が、アミューズメントカフェ店舗にリニューアルされ、立川もJOKER店がカジノも可能なアミューズメントカフェ店舗にリニューアルされ、これからは、アミューズメントカフェ産業に取って変わられる可能性の高い現状のHeaRTS学園。
現状の旧来の業態店舗は、旧フロム中武店の後継店舗として、2016年2月に開店したドンキ店と、フロムがあった時代から旧南口本店の被管理になっていた秘密基地が残っている。南口本店が閉店となった今は、ドンキ店が南口本店の役割を担う管理店になり、秘密基地も管理している。
アニメ・オタクの文化の集積地としても、その名が高い立川。この地にHeaRTS学園が出来てからは、もはや10年近く立っているのではないだろうか。一時期は、立川だけでも、業態違いの黒蜜館や、新店(現在のアニメイト立川付近にあったとされる)、シンデレラ店(立川で2部営業の前身となる)も含めて、6店舗時代もあったし、福生、小作、吉祥寺、聖蹟桜ヶ丘、大井町、桜上水店もあったというくらいだから、一時期は、この西東京はかなりHeaRTSの勢力下にあったはずだが、その頃の勢いはもうないのだろう。
私もこのHeaRTSに来て、今年で4年目を迎える。これまでに様々な激動の時代を立川にいながら、間近に見てきた。
定例開催の学園祭や、3が月ごとに開催されるオールスター、さらには、ラブハーツといった自前のアイドルも作っていた時代が懐かしい。
何度も書いているが、旧聖蹟桜ヶ丘店のオタ芸の技術力が高すぎて、歯が立たないことが、当時からの衝撃だった。その後、聖蹟桜ヶ丘からそのオタ芸の技術を学ばせてもらう機会も多くなり、今日に至る独自の研究も続けてきた。MIXや口上も自前作成することが多くなったのも、その頃からである。
アミューズメントカフェにリニューアルされた福生も「くるみさき」という2枚看板を背負って、オールスターを連覇した栄光の時代もあり、くるみさき・らむそら会、みーにゃん会などと、次々と新たなコンビ・その個性が高い組み合わせが次々と出てきたことが鮮烈だった。
一方で立川は、フロム・本店・聖蹟桜ヶ丘と統合された店舗のメイドの活躍も目覚しく、今日の立川の繁栄の礎になったことは、言うまでもない。また、旧シンデレラを引き継いで、2部営業も本格したのも大きい。
その立川もJOKERが今日のカジノ解禁を望むムードに乗ってか、アミューズメントカフェにリニューアルされ、旧来のメイドカフェの要素は、ドンキ店と秘密基地が担うことになった。
そのドンキ店では、当初は4人のゴールドメイドを置いて、管理体制も敷いていたが、今月、ららさんも卒業したことによって、にいなさんただ1人となり、早急に体制の強化が必要と叫ばれている。
世代交代への布石も立川で本格しているが、奇しくもこの大事な時に私は、本業の関係で上京した時の拠点になっていた横浜・瀬谷区に戻ることになってしまい、なくなく毎月のHeaRTS登校は難しくなってしまった経緯もある。
旧来から親しくしていただいたメイドさんも少なくなり、また一から名前と顔を一致させなければいけないような状況ではある。しかも、今いる多くの新人からこれからの主力となるエース級のメイドさんを出さないといけないというのだから、一口に「世代交代」とは、言葉では何度も言ってきたものの、簡単ではないなというのを現在の状況を見ると感じるところではある。
今、この世代交代の荒波の時代を乗り越えて、これからの1年~2年主力となりそうなのは、誰なのか、自分なりに分析してみた。(推しとは関係ありません)
◎しあん
現在の勢力から見ても、最古参であるにいなさんを支えられる立場にあるのが、しあんであろうと思われます。先日も管理をしていました。
◎つぐみ・みるく・らむね
この3人でひとまとめにしても構わないとところである。今の新人の目標になるメイドさんの役割を担って欲しいところである。
◎みぃあ
夜10時以降も対応できるようになったことで、旧本店を知り尽くしているみぃあの力がやはり、欲しい。
◎はるな
アイドル話に長けているように思える。この方がいるといないとでは安心感も違うのではないかと思う。
◎こはる
おそらく、立川の歴史上、最も個性が強いメイドが出てきたと思っている。
これからは、新人も推して行かないといけない時代。第2回新人戦もやるかもしれない。その準備をしておかないといけないかも。仮にやるとしたら、対象となるメイドさんと言えば、下記のようになるのだろうか。(記憶があいまいなので、その点は勘弁してください)
第2回新人戦出場者(予想)
みつき、すい、はるな、こはる、らむね、ゆきの、まぁむ、ななせ、あすか、うさぎ、ゆあ、ちあ、りえ、あゆみ、りこ、れもん、もあ、ぽよ、とーこ、まきな、うーろん、ねる、いちこ
今、多分他のオタさんに、このメイドの特徴は? と聞かれても、わからないメイドさんばかりだ。今もHeaRTSにいるのか、疑わしいメイドも含まれている。それくらい入れ替わりが激しいなと感じている。今も書いたように、名前と顔がまだ一致していない、特徴も言えないようなメイドさんをこれからの主力にしていかなければいけないのだから、世代交代は難しい。現場にいるといないのとでは大きな違いだろう。今やほとんど”現場”にいない私はこれ以上、語ることはできない。説明しろと言われてもそんなことはできない。お話もしたことのないようなメイドさんばかりなので。
ただ、ひとつ言えることとすれば、福生やJOKERのように、アミューズメントカフェに転換される店舗もある一方で、旧来のメイドカフェ・ライブ主体の要素は立川ドンキ・秘密基地がその役割を担うということだけだろう。今のHeaRTSの動きを見ているとそのように受け取れる。(あくまで、個人的な見方です。)
世代交代が進むHeaRTS学園。今後の動きも見逃せないところです。
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(コラム)
作者:瀬谷政寿(ユリマサ)
HeaRTS学園ゆりハーツ瀬谷本郷
萌産業部アイドル応援課長