こんにちは(=‘x‘=)
旅好き、猫好き、不思議好き、マサルーシーです。
私はこのブログを通じて、人間と動物がともに地球に生きる仲間であることを読んでくださる方々にお伝えしたいと思って、特にワンコ、ニャンコの生きる姿を自分なりの視線・視点で捉えてきました。
きょうはそんな私にとって、そして動物を愛する方々にとって重いお話です。
ロシアではどの街へ行っても、(それが良いことなのか悪いことなのかは別の話として)のら犬がたくさんいます。
モスクワでは地下鉄の駅やホームで寝ているのら犬もいましたし、地下鉄に乗って移動するのら犬も目撃したことがあります(本当に)。
のら犬たちを見ていると、犬が犬らしく生きているな~とつくづく思います。
もうすぐロシアではソチオリンピックが開催されます。
そのソチではいま、野良犬の殺処分が行われています。
野良犬がいる町を、ソチを訪れる外国人観光客に見せたくないのでしょうか。
5万歩譲って安全のためだとしても、なぜ殺処分なのでしょうか。
彼らがどんな悪いことをしたのでしょうか。
そもそも彼らを捨てたのは人間ではないのですか?
彼らの命を犠牲にしたオリンピックって何か意味があるのですか?
のら犬のいないきれいな街が文化的で外国に自慢できる街なんですか?
犬は殺されるとわかると涙を流すんですよ。
幸せになる権利はのら犬にだってあるんです。
人間に捨てられたのに、それなのにのら犬はまだ人間が好きなんです。
犬だって人との触れ合いが好きなんです。まだ人を信じているんです。
ロシアでものら犬の殺処分について反対、中止を求める声が上がっています。
ロシアの人権問題だけではなく、こういった問題にも世界に注目して欲しいところです。
ところで、のら犬を見かけることのほとんどない日本。なぜ見かけないのでしょうか。。。
考えるとロシアのことなど言えなくなる気がします。
マサルーシー