今日の五社英雄映画祭は




「丹下左膳 飛燕居合い斬り」と「人斬り」

まずは丹下左膳の中村錦之助さん。
痺れた。
痺れすぎました。
五社プロダクション所属の後輩
江藤聖矢は朝一番から二本観たそうで
興奮しすぎてメロメロになってました(笑)

「三匹の侍」もそうですがやっぱりチャンバラは
大きいスクリーンで観るに限りますな。

「人斬り」はもうねぇ
勝新太郎さんの芝居がねぇ
仰け反るぐらいガンガンきまくってた。
人斬り以蔵に
仲代達矢さん演ずる武市半平太との
芝居の応酬がたまらんかったです。
石原裕次郎さんの坂本龍馬も
あの抑えた芝居が以蔵を引き立ててて。
そして三島由紀夫さん。

むー。
確かにあの割腹シーンの後に
ほんまにしたからってのが原因だけで
この作品をお蔵入りにするのは
やっぱりもったいないなぁと。
ちゃんとDVDやブルーレイにして
後世に残すべきやと思いましたな。





こちらは友近さんより映画館に贈られた
五社英雄作品への想い。

そして明日の五社英雄映画祭は

12月3(水)
226             9:30/14:00/18:25
出所祝い  11:35/16:05/20:30

また映画館で興奮しまくりです。


えーと、
本来はここでこのブログの締めですが
ここをご覧の方が気になってるのは
やっぱりこれかと。

今井雅之、腸の緊急手術していた 「余命が3日くらい…」とも告白

女性誌にも書かれてYahoo!ニュースにも載ってしまいましたから。
本当は今井さんの気持ち的に
応援してくれるファンの方々に心配を
かけたくないから黙っている方向で
だから術後本当は仕事やっちゃいけないのに
レギュラー番組の放送に出てましたが
ここまで酷い状況からの復活とは
テレビ関係の人も知らなかった筈。
僕達もそうでしたが
二週連続で病欠ってのは流石に
なんかあったんちゃうかと思いましたから
今井さん的にはこれ以上ファンの皆様に
心配をかけたくなかったのでしょう。

僕は笑顔でコメントしてる今井さんの姿に
涙出てまいましたわ。
普通の精神力では出来ないです。
ほんまは術後1ヶ月はリハビリに徹しないといけないのに。

けど僕たち身内も大変な手術をした事を知ったのは
手術が成功し終わった後やったんです。
付き人と家族と医者しか知りませんでしたから。

今にして思えば
舞台「手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで」の稽古から
本番まで
ようあんな身体で芝居やってたなと。
不屈の精神力と
辛いとこしんどいとこを共演者にも
見せずに板の上に立ち続ける
今井雅之さんのマネは僕には
とてもじゃないけど出来ないと
改めて今井さんの凄さに感服しました。

今井さんとも電話で話しましたが
ほんまに今井さん死ななくて良かったと
心から思いました。

来年五月には戦後70年の節目で
今井さんのライフワークである
舞台THE WINDS OF GODで全国を回ります。
今井さんの事ですから
そこまでにきっちり回復すると思いますが
今井さんの命懸けの芝居
今井さんのイキザマを
是非皆さん観に来て下さいね。
僕も板の上では容赦なく鬼の分隊長を貫く所存です。


押忍!