広島アステールプラザでの公演は
無事に終了しました。

THE WINDS OF GODという大東亜戦争時の
特攻隊を題材にした芝居で
広島という地にて舞台に立てたのは
感慨深いものがありました。

朝早く起き平和記念公園を歩きながら
慰霊碑に手を合わせてきました。




やっぱりこの空気感はねぇ
なんとも言えんもんですね。
ここと長崎と沖縄は
なんかやっぱり特別に感じる場所が
ハッキリ判ります。

平和記念館の蝋人形が無くなるんでしたっけ?
前にあった「はだしのゲン」の描写の問題もそうですけど
僕個人の考えを言わしてもらうと
映画なんかの描写で戦争を美化してるなんて
抗議活動をしてる人や団体なんかがいてますが
カッコ良く描く事だけが美化ですか?
本当にあった惨い、酷い姿を
オブラートに包んだり
見せなくすることも美化してる事になると
なぜに気がつかんのやろかね?

戦争美化を反対する団体は
描写規制にももっと反対すればええのに
そういうのにはあんまり熱心や無いところが
なんだかねぇと思ったりします。

原爆の資料パネルの中に
原爆症の皮膚の写真があって
英語の説明文を読みながら
涙ぐむ白人カップルの横で

「ちゃんとここが入るように撮ってよ」と
パネルを指差して
笑顔でピースサインする20代前半ぐらいの
日本の若者たち。

日本の戦後
特にゆとりやなんや
体罰がどうやこうや
ここ10年かそこそこですが
平和教育だと声高々に唱え実践してきた
結果が
人の痛みも分からん、空気も読めん
世代を作ってもうたんちゃいますのん?
勿論その中でも真面目なというか
ちゃんと育ってる子も沢山居ますけどね。

まぁこの話を詰めていくと
まだまだ長くなるので
今回はこの辺にしときますがね。

さて今回の公演でも
温かいファン方からの応援とプレゼントありがとうございました。





東京に無事に戻ってきまして
事務所からは朗報があり
ドラマと映画が決まったそうで
舞台ツアーが終わっても年内はがっつり忙しくなりそうです。
そっちの話はまた追々と。

明後日からは東京で3公演。
僕自身は新国立劇場の板の上に立つのは
初めてですので楽しみです。


押忍!


舞台「THE WINDS OF GOD








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