昨日は案の定スポーツ紙各社は勿論

一般紙の一面も島田紳助さんの顔が並んだ。


党代表立候補の事や

リビアでのカダフィ大佐の拠点制圧

一斗缶事件の犯人逮捕

米東海岸地震・・・


NYが地震で揺れた話なんか紙面にも昨日は載らなんだ(苦笑)


与党の党首が変わるって事は次の総理大臣が

どの人になるかって事やで。


独裁政治を長い事続けてきた結果の結末が目の前で見られるんやで。


一斗缶にバラバラの二人分の遺体が詰められて

公園に放置されてた残酷な事件の犯人が

捕まって、その遺体は犯人の嫁と息子やったんやで。


アメリカの地震で原発の耐震はどんだけでとか言ってるが

NYが揺れた事を全然ピックアップしてない。

震度1~2の微弱で仕事中で感じなかったとか

住んでる人まで言ってるが問題はそこじゃない!

僕が住んでる時にもそんな話を誰かに聞いたが

マンハッタンに立ち並ぶ高層ビル群を見て

阪神大震災を経験した僕が「地震がきたら一発でアウトやな」と言った言葉に対し

NYの下には地震の脈が一切通ってなく

地震は一切来ないから安心して狭い土地にこれだけ

細長い高層ビルが沢山建てれるんだと言ってた。


けど昔の資料を調べるとNYでも地震はあったみたいで。


マンハッタンに行った事がある人は分かると思うけど

ここ最近のではなく

少し前から建ってる高層ビルの殆どは

耐震に対してそれほど神経質に建てられてないって事。

僕が思ってるより揺れに対して弱いって事で。

震度がどれぐらいでどうなるか分かりませんが

あんだけ狭い所に所狭しと立ち並ぶ高層ビルの

一つでも倒れたリアルドミノ倒しが起こって

一瞬で街壊滅になるかも知れないんですよ?


だから「震度がいくつ?」って問題ではなく

「地震で揺れた」って事が問題な訳ですよ。


震源地が離れてたから良いのか?


そんなもんその離れた震源地で

今回の東日本大震災の様に予想を遥かに上回る

地震なんか起きない!って断言できますの?


だから僕にとっては日が重なっただけで

もっと色々話が広がるニュースがてんこ盛りだった

一昨日の晩から昨日なんです。


けど流石といいますか

これが知名度の凄さってやつかと思い知らされました。


近くの喫茶店はいつも常連さんで込み合ってて

さほど広い店ではないですが

カウンターもテーブル席も満席で

その全員が島田紳助さんの話題でもちきりでした。


僕の後ろには10代~の女の子3人組

左横には僕よりちょっと若い20代後半から30代前半の組

右側には僕よりちょっと上ぐらい

40代前半~ぐらいの主婦さんでしょうか

その3組に囲まれて男は僕一人(苦笑)


その3組がずっと紳助さんの話をしてるんですが

別に聞き耳立ててる訳ではなく

狭い喫茶店で皆さん声がでかい!(笑)

聞きたくなくても入ってくる(笑笑)


方々で好き勝手言ってるのを聞きながら

各誌の記事に目を通す。


一本ギャラいくらだとか

島田紳助の謀略説とか

皆さんの想像は昨今のドラマよりエスカレート。


シナリオ書くのに困ってる執筆家は

大事件・ニュースがあった次の日の

大阪の下町にある喫茶店にコーヒーを飲みにくると良い!

愕くほどの話の展開と創造性は

その辺の無理やりこじつけで書いた中身の無い創作物よりも

何百倍も面白いですよ。


細かい会話の内容は恐ろしくて

想像の話と分かっていても書けませんが

何度も「そんなアホな!」「なんでやねんっ!」と口に出して

ツッコミ入れてまいそうになるぐらいでした。


ただ感じた事はおっちゃんおばちゃん達から僕らの世代だけでなく

10代の女の子まで島田紳助さんの番組が好きで

見てた一般の人たちは多く(関西は特にでしょうが)

毒を含んだ切れ味鋭いトークがテレビで見れなくなるのは

やっぱり残念ですね。


そんな事を思ってたら客が入れ替わって

見るからにヤクザっぽい人が子供を連れて入ってきた。

同じ空間に居ること自体は僕的に全く気にならないが

その小学高学年ぐらいの子供が

お父さんに習ってか

注文の時に店員さんにめちゃくちゃ横柄な態度をしてて

それで気分が悪くなって店を出ました。

まぁそれも傍から見たら面白い光景でしたがね(笑)


夜は知り合いのお食事処へと。

夕方5時から行ったら既にカウンター、座敷共に常連さんで賑わい

こちらの年齢層は50代中盤~70代までと

僕が一番の若輩者でしたが

ここでも話題は島田紳助さんの話し一色!


知名度が高いと云う事の凄さと怖さを垣間見る。


けど一様に大阪のおばちゃんたちは紳助さんの味方である。


それ故に余計に残念に思いますね。


けどおばちゃんが一人色々話してる中で


「前の日にでもうちのとこに電話くれたらなんぼでも身代わりなったったのになぁ」


これには思わず呑んでたビールを吹きそうになり

声を出して笑ってもうた。


おばちゃんが笑いながら僕に

「ほんまやで兄ちゃん!それぐらい紳助が辞めたらもったいないって事やで」


「ほんまですねぇ」と僕も笑いながら返しました。


ヘキサゴンの放送が急遽中止になった事がニュース番組で報じられると

そこからまた新たに話題が盛り上がってきたので

話の腰を折らないようにスッと店を出ました。


まぁメディア・ネットの中で色々な反応はありますが

大阪の下町での一般の反応はこんなとこですかね。


けどなんで皆自分の話の区切りでオチつけたがるし

オチがつかないとツッコミ入るんやろな(笑)

特に年齢が上に行くほど

ダジャレの使用率が高くなっていくし

それを普通に聞けるようになってる僕も

結構ええ年齢になってきたという事ですかね。



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