朝から次に入る映画の衣装合わせが会った日
夕方からはリスプロが大阪で演劇祭１位を獲った祝勝会があったんですが
昼間ぽっかりスケジュールが空いたので
映画を観に新宿へ。
観たい映画は他にもあったのだが
どれも時間の関係で１本しかみれなく
僕の前に選択肢は２つに絞られ
一つはマイケルジャクソンの『THIS IS IT 』で
もう一つは松田優作『SOUL RED 』
なんかこの日は朝から色々そわそわ。
頭の中で声がするような
誰か横で見てるような
リスプロの作品がグランプリを獲得し
もう一度「ぼくはだれ」という作品を
大阪で公演出来る喜びと
初めてメジャー映画でちゃんと台詞がある
役付きが決まって
その映画の衣装合わせの日でもあったので
テンションは高くないといえば嘘になるが
なんだろうなこの少し感じる別のものは？
まぁそんな事も考えながら
２つの映画のポスターみ眺めていた。
「お前はこっちやろ？」
なんとなくそんな言葉が聞こえた気がして
躊躇いなく「SOUL RED」のチケットを買って観た。
前から３列目の真ん中の席でずっと見つめてました。
僕は元々松田優作さん好きなんですよ。
「家族ゲーム」は僕のバイブルでもありますしね。
だけどその日は食い入るように観るというよりは
この人はどんな考え方してて作品以外にどんなメッセージ残したんやろか？
そんな事を考え
観終わった後は「うん、今観とくべき作品やった」と心で呟く。
そしてその後は前の日記に書いた通り
４４北川邸でリスプロメンバーが集まって祝いしたんですが
その日は松田優作の命日やったのと
昨日連絡があったんですが
その日の４時３０分に友人が亡くなってたんです。
粋な男でしてね。
下北沢のジュリーでしたね。
僕よりなんこか年上ですけど
下北沢で彼がやってるライブ見たときに
ええ男やなと思ってね。
いつやったか
僕と彼ともう一人シンガー志望の女の子と
スズナリ横丁にあるバーで
この３人で誰が一番最初にメジャーデビューして
その世界だけで飯食えるようになるか賭けようと。
勿論全員それぞれ自分が一番最初やと（笑）
またそうやって呑める日があると思ってたのに
残念ですね。
昨日は彼が以前働いてた下北沢にある
「STOMP」ってBarで彼に献杯してきました。