さだまさしに色々思い出しました | 松村マサル子の日常に訊け!

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役者・松村マサル子の日常で起こったことや感じたことを綴ります

思い出した。そうだよ、俺ってさだまさしが大好きだったンじゃん。

本日のTBSラジオ『伊集院光とラジオと』、ゲストは電話出演のさだまさしさん。
俺にとって最高の男性エンターテイナーっつったらジュリーになるンだけど、さだまさしは彼に匹敵する存在だと思ってるのね。この人って元々クラシック畑の人でしょ?なのにソコをベースに変幻自在に音楽を作れるからね。凄いなぁ、って思うのよ。
しかも誰でもしるトコロだけど、トークについても天下一品だし。今は亡き永六輔さんが若手落語家と誤解してたってのも有名な話じゃん?たまに役者もやってるし、やっぱエンターテイナーだと思うね。しかも悠久の中国に憧れて映画を作って、28歳で28億(だったのね…)の借金をこさえてさ。夢のある人でもあると思う。多角的に魅力的な人。惜しむらくは、唯一欠けてるのがビジュアルだったってコトね。
突然ピエロ役にもなりましたね」、「あぁ、ありましたね、そンなコトも」。ピエロ?映画?何ンだっけか、ソレ。薄っすら聞いたコトがあるような…。調べてみましょ。

はぁ~、こういうのがあったンだぁ。っていうか、この曲ってそういう流れだったンだぁ。タイアップだったワケね。
だけどさ、この映像って。…ダメだよ、かなりグッときちまうじゃん。昔から好きな曲がこういう使われ方されちまうとさ、…ダメだって。
そうだ、思い出した。昔の劇団仲間のお父さん、ウチの取引先の保育園の先生が亡くなった時の葬儀でこの曲が流れてたな。故人が好きな曲だったンだろうけど、シチュエーションに合い過ぎて困ったコトがあったわ。そっか、そういうコトだったのね。
この映像のコメントにもあるけど、さだまさしの曲は刺さるよなぁ。

で、また思い出した。そうだよ、俺ってさだまさしのラジオも好きだったンじゃん。
土曜夕方の文化放送、1時間枠だったか、『有限会社さだまさし大世界社』って番組。いつもってワケでもないけど、クルマに乗ってる時はいつも聴いてたわ。94~5年辺りだったかな、もうこのネタ番組が大好きでさぁ(だからこういうテレカのノベルティがあるのね)。ソコがトークの達人の境地、落語家に誤解される部分の真骨頂。

うわ、スナック菓子のパッケージ画像まで出てきた。こンなモノまで作ってたのか。
まだ20代前半から半ばの頃だからさ、劇団で飛び道具芝居ばっか演らされてた時代だからね。この番組から一発ネタを仕入れてメモしてた記憶がある。
なンつーかさ、凄く真っ当なネタばっかだから、かなり自分のネタ芝居の参考になったね。シモもないし人をイジるでもない、ちょいと前のコントでいうトコの"誰も傷つけない笑い"ってヤツ。コレが正統な笑いだったのかも知ンない。だから参考になったのか。
で、調べたらさ、深夜の『セイヤング』の終了と同時にこの昼間に移動したそうで。どら、軽くYOU TUBEでも検索してみっか。

『世界社』はあんまなかったけど、『セイヤング』のま~出てくるコト。やっぱ根強いファンがいるンだなぁ。土曜深夜、23時~0時半までの変則な時間帯だったのね。静止画像での当時の音声、聞き覚えのあるコーナーやら出演者やら。やっぱ昼間のテイストはコッチから移動したモノだったのね。
なンだけど…、思い出せない。いくら土曜の夜とは言え、高校生の俺が深夜放送をリアルタイムで聴く習慣ってなかったハズなンだよなぁ。今でもそうだけど、朝の早い生活だったし。どうでもいいけどさ。
今日の放送もそうだったしYOU TUBEの音声もそうだ、魅力の溢れる人だよ。落語の勉強もしてるせいなのか、正統派のギャグだから安心して聴けるみたいな。時代とか世代とかのせいかも知ンないけど。個人技ってコトなのか?今のイジリ芸は集団のパス回しとも言えるか。でも俺は、ソッチの方が好きだな。ホントに落語やってる人だったら、こうやって人を貶めたりシモに走ったりしないンじゃないか。ねぇ、伊集院さん?

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