七夕祭りは準備と本番とがありました | 松村マサル子の日常に訊け!

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役者・松村マサル子の日常で起こったことや感じたことを綴ります


今年もこの時期になりましたわ、七夕まつりの季節になりましたわ。深谷市内の年間最大のビッグイベント、全国的にメジャーにしたいのにそうは問屋が卸さない悲しいイベント。まぁね、仙台とか平塚と比べたら、ねぇ。いや、ドッチも行ったコトはないけどさ。
とは言え、かなりご都合主義なイベントだからしゃーないわね。7日に絡まなくても、近い週末3日間でやるようなイベントだモン。あちらさんはそうでもないンでしょ?キチンとこの日ってルールがあンでしょ?よく知らないけど。ソレとくらべたらね、やっぱ単なる商業主義なイベントってワケだから。やっぱしゃーないわね。

一応、この金土日の開催ってコトになってるけど、あくまでメインは土日の2DAYS。金曜の今日はソコに向けての準備の日って位置付け。前夜祭ってトコかね。
だけど見ての通り、会場となる中仙道はテキ屋の皆さんが準備に汗を流してる状態で。そうね、こういうのって嫌いじゃねぇな。遠足の前夜みたいな感じ、盛り上がる前の期待感みたいな空気。

だけどまぁ、俺もガキの頃によく連れてきてもらったモンだけど、何ンかスケールは小っちゃくなってる雰囲気だよね。いや、やっぱずっと見に来ちゃいねぇンだけどさ、だけど空気でなんとなく、さ。その昔、記憶に残ってるのはバリバリのアナログで表現を競ってたような。そういう時代ではあったけど、だけどそういう方がハートとアナログの肌触りが凄みを醸し出すンだよね。
ま、だけどハイテク技術を使ってるとは思えねぇけどさ。ソコまでは、って空気なのね。そういう、気合いレベルだってコト。

おう、今年もやるのね、トラックの簡易ステージ。スピーカーを目一杯積ンで。いつもの駐車場で。指示出してンのは市役所の人か?でも実際に取り仕切ってンのは会議所の先輩、職人兼ドラマーの人。多分、夜ンなって仲間共々やって来て徹夜しちまうンだろうな。コレも毎年恒例の行事で。
さてさて、一切の関係のない俺は仕事ですよ。ギリ深谷市外になる取引先の保育園の集金ですよ。早く行かなきゃ!

おっと~!コッチもかよ!
まぁまぁ、七夕ったら格好のイベントだ、子供向きかも知ンないわね。保育園にゃちょうどいいかも知ンねぇやね。ソレはいいけどさ。
にしたってだよ。…コレってやり過ぎじゃね?この画像は園の外の壁からひょいっと覗いて撮ったモンなンだけどさ。だけど門の入口はこの右側、この屋根の下、七夕飾りをくぐりながら左側の玄関に進むって寸法で。コレってさ、…どうやって通りゃいいンだ?あ、横に抜けりゃいいか。だけどだ、やり過ぎだって、コレ。

「今日から深谷は七夕祭りなンでしょ?ソッチに負けないようにみンなで頑張ったのよ。え?でも毎年こンな感じよ?」。そうッスか、そうだったッスか?覚えてねぇなぁ、去年の記憶。
まぁソレはいいや、だけどパブリックに私立保育園が対抗しなくてもいいと思うンスけどね。否定するつもりはないけど。だったらアレだ、明日からが本番だ、日曜辺りに視察してみてもいいンじゃね?

…え?今夜は準備の日だったンじゃねぇの?本番は明日からだったンじゃねぇの?20時の中仙道、交通誘導の警察が動員されるくらいに客が集結してますけど。そっか、そういうモンだったのね。まるで来たコトのない男は全く知らなかったわ。
ま、今年も参加出来ないンだけどさ。予定が入っちまってンだけどさ。

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