今回はタイトルの通り、私が

高校時代に受験戦争を生き抜くために

実際に行っていた

朝、布団から出る方法を紹介します。

 

 

多くの人は、

 

「明日は休日だから、めちゃくちゃ勉強するぞ!!」

 

 

と意気込んで眠りにつき

翌朝

 

 

アラームの音で飛び起き、

アラームを止め

 

 

「さぁ、勉強するぞ」

「あーでも眠いな・・・」

「だめだ、ここで寝たらいけない!!」

「いやもう5分いけるか・・・」

 

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・。

 

 

zzz

 

 

きづいたらお昼。

 

 

私もかつて、そうやって貴重な休日を、

私に残された少ない勉強時間を

無駄にしていました。

 

 

昼から大急ぎで勉強にとりかかれれば

まだマシですが、

そのまま怠惰が勢いに乗って

 

 

気づいたら夜です。

 

 

あなたにも、そんな経験が

少なからずあると思います。

 

 

勉強しなきゃいけないとは

分かっているけど、

 

 

そもそも勉強のモチベーションが

高くないところに

せっかくの休日でもっと眠っていたいという

気持ちが上乗せされて

 

 

とてもじゃないけど

朝からすぐ勉強になんて

とりかかる気になれません。

 

 

貴重な休日といっても、

1週間ごとに土日は毎回きます。

受験までにそれが何回あるかというと

かなりの回数になります。

 

 

なので、1回の休日に対する

集中力は低くなりやすく、

 

 

「また来週がんばればいいか」

と問題を先延ばしにしてしまいがちなんですよね。

 

 

しかしですよ、

 

 

実際のところ、休日の数ってそんなに

無いんです。

 

 

1ヶ月に土日祝日がだいたい

10日くらいです。

 

 

この記事を書いているのが11月ですから、

センター試験までは約2ヶ月

二次試験までは約3ヶ月です。

(大学によってはもっと短いですが)

 

 

つまり、あなたが学校の授業に合わせずに

自分のすべき勉強を1日中できるのは

あと20~30回しかないんです。

 

 

20回って結構あるんじゃない?」

 

 

いいえ、そんなことは全くありません!

1日中ずっと勉強したことがある人なら

分かると思います。

 

 

1日中全力で集中したとしても、

その日に得られるものって

そんなに多くないんです。

 

 

受験勉強は

夏休みの宿題みたいにただやれば

いいものじゃないですから、

 

 

同じ勉強時間でも、身につけられるものは

少なくなります。

 

 

だから、休日は1秒だって

無駄にしたくないんです。

 

 

私自身、もし布団の強力な誘惑から逃れる

手段を身につけていなければ、

勉強量が明らかに足りず

受験で失敗していた自信があります。

 

 

ここで、今の話を踏まえて、

あなたに聞きます。

 

 

この記事をここまで

読み進めているあなたは恐らく

休日の早起きが苦手で

朝の勉強を上手く出来ていないはずです。

 

 

それはあなたに限ったことではありません。

多くの受験生がそうです。

 

 

ですが、

このままで大丈夫だと思いますか?

 

 

毎週毎週、休日に出来たはずの勉強を

満足に出来ずに、

逆に休日も平日以上に勉強できている

ライバル達と差をつけられ、

 

 

そんな調子で、試験本番までに

自分に足りないものを埋めきって

合格を勝ち取ることができると

思いますか?

 

 

はっきり言って、難しいです。

 

 

寝る前に暖かい布団のなかで、

大学に通う自分を想像したことが

あると思います。

 

 

・難関大学に通う自分に羨望のまなざしを向けられ

・名高い教授から直接講義を受け

・複雑な機材をつかって研究・実験に没頭し

・難しい本を読んだり野外で調査をしたり

・新しい友達と毎日楽しい話をして

・サークル活動や飲み会で仲間と親睦を深め

・休みの日は好きなところで好きなだけ遊んで

・いままで我慢していたバイトにも挑戦し

・恋人が出来て時には甘い時間をすごして

 

 

そんな楽しくてしょうがない

日々を夢に見て、

よし勉強がんばるぞと

決心して寝たはずです。

 

 

しかし、次の日の朝にはその意思が揺らいでいます。

 

 

寝る前に

「明日は10時間勉強してやる」とか

「名大に合格してみんなを見返してやる」とか言って

朝起きて結局実行できない。

 

 

まさに

 

 

すみませんきついこと言いました。

 

 

あなたに今一度認識して欲しかったのは、

あなたの「もっと勉強しなきゃいけない」

という意思を結果に繋げるには

 

 

現状を打開しなければならない

ということです。

 

 

休日もちゃんと早く起きて、

勉強量をちゃんと確保しなければ

効率以前の問題ですからね。

 

 

勉強に限らず、何事においても

時間をいかにしてつくるかは

どううまくやるか以上に重要になります。

 

 

それはつまり逆に言えば、

量をこなせればそれだけで

ある程度受験勉強として

通用するということです。

 

 

なので、私は他の記事で

様々なテクニックを紹介していますが、

今から言うテクニックは

そのなかでもかなり重要度が高いものです。

 

 

休日ちゃんと早起きして勉強する。

 

 

口で言うのはあまりにも簡単なこれは、

あなたが考えている以上に

大切なことなんです。

 

 

では、言います。

 

 

朝、眠気を取っ払って

休日の時間をフル活用して

あなたの受験勉強をスピードアップさせる方法は

 

 

起きてすぐ顔を洗うことではなく

 

 

アラームをたくさんセットすることでもなく

 

 

お母さんに布団を引きはがしてもらうことでもなく

 

 

 

早く寝ることです。

 

 

 

「は?」と、思いましたか?

 

 

それは理解が出来ないからというより、

そんなのは当然だけど

もっと画期的な方法を期待していたからでしょう。

 

 

しかし残念ながら、

早起きのための最善の策は

早寝に他なりません。

 

 

私は以前、朝目を覚ますと同時に寝室を出て行く

癖をつけていました。

 

 

おかげで寝坊することは無かったですが、

夕方頃には眠くなって結局勉強に

集中できなくなってしまったのです。

 

 

睡眠は生物の生理活動、

眠気は本能的に沸き上がるものなので、

その場しのぎは出来たとしても

押し殺し続けることは不可能です。

 

 

なので、例えば金曜日、

明日たくさん勉強時間を確保できると

分かっている日は絶対に8時間以上(人それぞれですが)

の睡眠をとれるように早めに寝ましょう。

 

 

「でも、その日の勉強が終わらないから早く

寝れないんだよ・・・」

という方は、考え方を変えましょう。

 

 

勉強が終わった時間に寝るのではなく、

寝る時間を決めてそれまでに必ず

勉強を終わらせるんです。

 

 

場合によっては、予定より勉強量を

減らしても構いません。

 

 

そうして次の日に確実に勉強量を

こなせるのであれば、

受験勉強全体で見ればプラスになります。

 

 

受験勉強は、数ヶ月単位でみて

生活習慣も考慮して、

ということですね。

 

 

さて、今何時ですか?

明日も勉強しなきゃいけないのに

もう遅いんじゃないですか?

 

 

明日やることをすぐに決めて、

必要な教材・ノートを揃えて、

すぐに寝ましょう。

 

 

睡眠時間が1時間減ったら

勉強時間も1時間減ると思ってください。