「テストの解き直しをしろ」

と学校の先生はうるさく

言うと思います。

 

 

実際、模試などを

しっかり解き直しするのは

自分の分からないところを

解消する意味で重要です。

 

 

今日は、特に理系教科について

解き直しを素早く、効率的に

行うテクニックを紹介します。

 

 

高校3年になると

テストの回数も増えるので

 

 

「テストが多すぎて解き直しが

追いつかない」

 

 

「他にも課題があるから手が回らない」

 

 

「難しくて次やっても解けるように

なってる気がしない」

 

 

など、うまくいかないケースが

様々ですよね。

 

 

私も高校時代は解き直し

にかなり苦戦しました。

 

 

 

各教科ごとにノートをつくって

自分ができなかった問題を

抜き出して

 

 

回答と問題を見比べながら

大事なところには色をつけて

 

 

正直面倒くさかったです。

 

 

やらなきゃいけないというのは

分かるんですけど、

 

 

解き直しっていうのはすなわち

自分の足りていない部分、悪い部分と

向き合うということなので

精神的にきつかったです。

 

 

しかも、解き直しの効果は

なかなか実感できません。

 

 

全く同じ問題が

出てくるわけもなく

 

 

また記憶に残ってるのは

問題の解き方ではなく

作業の大変さだけ。

 

 

自分だけの芸術作品みたいな

ノートはできたけど

それで満足してしまって

勉強できたのか分からない。

 

 

学力がつくと信じて

たくさんの時間を費やしたけど

 

 

「あれ?なんだっけこれ」

 

 

「この前似たようなのやったのに

思い出せない」

 

 

を繰り返して頭を抱えるばかり。

 

 

そんな調子で、いつか

突然できるようになる

なんてことはありません。

 

 

先にあるのは不合格という名の

絶望です。

 

未来の自分に期待する暇はありません。

とりかえしがつかなくなる前に

今、改善できることを考えましょう。

 

 

テストの解き直しも、ちゃんと

意味のあるやり方をして

初めて効果を発揮し、

 

 

それを積み重ねることで

あなたを合格にグッと

近づけるのです。

 

 

受験勉強では、人それぞれ

正しい方向で努力しなくては

ならないと何度か言いましたが、

 

 

無論、テストの解き直しも

例外ではありません。

 

 

生徒によって得意不得意は

変わりますから、

その人に合った勉強内容・方法

をとらなくてはなりません。

 

 

先生が模試の解き直しの

具体的なやり方を

教えてくれないのは

それが理由です。

 

 

「じゃあまさるにも、

俺にとって適切な勉強方法は

分からないんじゃないの?」

 

 

と、普通は考えるでしょう。

確かにその通りです。

 

 

残念ながら、あなたがすべき勉強法を

具体的に事細かに説明することは

できません。

 

 

しかし、

 

 

こうしたほうが誰でも

成果がでやすいという

方法は知っています。

 

 

私は、早いうちにその

方法に切り替えたから

 

 

模試の解き直しから

確実に学力を吸収して

 

 

名古屋大学の入試本番で

勝負できる状態にまで

もっていくことができました。

 

 

だいたいの場合、教師は

解き直しは

 

 

「次やる時に一瞬で完璧に解けるように

なるまでやれ」

 

 

と言うと思います。

それは間違ってはいないのですが、

 

 

問題の数をかなり絞らないと

それを徹底するのは難しいでしょう。

 

 

ですから、

余裕が無かったら

 

 

完璧にやることを

ある程度諦める必要がでてきます。

 

 

具体的にどうするかというと

 

 

模範解答をノートに丸写しするだけ

 

 

でいいです。

 

 

「え、そんなの意味あるの!?」

 

 

説明します。

思い出してみて欲しいんですけど、

数学や物理、化学の難しい問題って

 

 

「その発想は出てこなかったけど、知らない

知識は無いしやっていること1つ1つは単純」

 

 

っていう解法が結構多いんです。

ですから、回答の意味が

全く分からなかったら

丸写しは無意味ですが、

 

 

意味を理解しながら写していれば

それはちゃんと頭の中に

蓄積されていくのです。

 

 

大学入試は100点満点をとる

必要はなく、

また、大体の流れを分かっている

ことである程度の点数が見込め、

 

 

高校生はテストが大量にあるので

早めに実践し始めて

テストの度に行えば

 

 

入試本番の日には

十分な学力へ

昇華しているでしょう。

 

 

しかも、写すだけなら

それほど時間もかかりません。

 

 

少し時間に余裕があれば、

答えを丸写しした問題を

次の日に答えを見ずに

解けるかやってみるといいです。

 

 

ともかく、最初にすべきこととして

丸写しに対する抵抗感を無くしましょう。

 

 

それが咎められるのは宿題だけです。

受験勉強は違います。

 

 

丁寧にノートを作っても

肝心の学力は伸びるとは限りません。

 

 

このまま無駄なことを続けても

仕方ないです。

 

 

受験で勝つ為に、より

簡単で効率的で、効果的な方法

を選びましょう。

 

 

最重要記事が書けました