今日は、受験生が失敗する
理由の1つについてお話します。
受験は受かる人と受からない人が
当然いるわけですが、
落ちる人はどうして落ちるの
でしょうか。
「努力が足りなかったんでしょ」
確かにそれもあるでしょう。
しかし、実際のところ
受験勉強で手を抜きすぎる
生徒はそういません。
逆に、1日たりとも
気を緩めずに頑張り続けられる
生徒もなかなかいません。
おそらくあなたも、今のままでも
多少のペースの乱れはあれど
順調に勉強に取り組めると思います。
(それは最低条件なんですが)
でも、落ちるかもしれません。
なぜなら、努力の方向性が
間違っている可能性があるからです。
例えば、野球で強打者になりたくて
筋トレや走り込みをたくさんやったとしても
素振りをしなければバットを振れる
ようにはなりませんし、
当然ボールを打てるようにはなりません。
受験勉強においても、
そのようなことは多々あります。
それを分かっていないまま
とりあえず頑張る受験生が多く、
分かっている一握りの生徒だけが
合格を勝ち取るのです。
あなたも、闇雲に勉強している
だけだとしたら
今後ライバルに差をつけられる
一方になるでしょう。
では、正しい努力とは
どういうものなのか
それはドラクエが教えてくれています。
「ふざけてんのか」
と言いたいところでしょうが
私は本気で話しています。
真面目に読んでください。
ドラゴンクエストシリーズには、
受験で役立つノウハウが
たくさん詰まっています。
僕が大好きなゲームなので
ドラクエで話をしますが、
やったことなくて分からない
という方は知っているRPGゲームで
イメージしてもらえば大丈夫です。
あなたは勇者です。
これから、旧帝大の1つ
名古屋大学というボスに
挑むわけです。
ですが、今からいきなり
戦いにいってもまず勝てません。
ドラクエではまず弱い敵から倒し、
レベルをあげなくてはなりません。
つまり、簡単な問題をたくさん解いて
回答力を身につけるということです。
基本問題は余裕で解けるぐらいの
レベルにならないと、
強敵には挑めませんよね。
またドラクエでは、強力な装備を
整えなくてはなりません。
つまり、問題を解くための
知識を固めるということです。
さらにドラクエでは、
戦闘を手助けする仲間
が必要です。
これは勉強を教えてくれる先生や友達、
または応援してくれる家族などですね。
そういったものがすべてそろって
ようやく、ボス(名大)に
打ち勝つ(合格する)ことが
できるのです。
「それくらい分かっている」
かもしれません。
無理矢理こじつけた話に
思えるかもしれません。
でも、もう一度考えてみてください。
勇者(あなた)が自分を鍛えたり
様々な準備をしたりするのは
何に照準を合わせてでしょうか。
もちろん、名古屋大学ですが、
本当にそれができていますか?
名大合格のボーダーラインが何点か
どの教科で何点取るか
どの分野でより時間を使い点を稼ぐか
ちゃんと決めていますか?
ちゃんと決めていなければ、
間違った努力をする可能性が
非常に高いです。
目標が定まっていても、
それを具体的な能力にして
目指さなければ達成は難しいです。
つまり、あなたが正しい努力をするために
真っ先にすべきことは
名古屋大学合のレベルを知り、
合格点をとる為に必要な勉強と戦略を
はっきりさせることです。
これ、意外とできていない受験生が
多いんです。
ドラクエなどのゲームと受験には
大きな違いがあります。
ドラクエはボスに敗れても、
その経験を生かして
勝つまで何度でも挑戦できます。
受験は残念ながら一発勝負。
浪人を考慮しないならば
初見でクリアしなければなりません。
しかし、似たようなボスの攻略本
ならたくさんありますよね。
過去問や、名大のオープン模試
などです。
実際、問題の形式や
おおよその合格ラインは
毎年変わりません。
他の大学のことなんて
気にしなくて良いです。
名古屋大学に受かる為に
毎日の勉強を工夫すれば、
「勉強頑張ったのに落ちた」
なんてことはあり得えません。
まずは、名大の合格ラインの
点数を確認しましょう。
ネットで調べればすぐに
出てくると思います。
それから自分の得意不得意に合わせて
どの教科で何点取るか決めていけば、
勉強の方向性が正しく定まります。