「新左翼の評論家でも目指してんの?」
「なんかアブナイ人の部屋みたいだな…」
「そのうち、ケーサツくんじゃねーか?」
我が部屋にくる知人はだいたい、そんな言葉を吐く。
新左翼運動を調べることがほぼライフワークになりつつある。
「いったい、なんだっただろうか」
「なぜ衰退したのだろうか」
「どうやって国家権力と闘っていたのだろうか」などなど…興味は尽きない。
警察内部者からの回顧録も出ている、
事件当事者からの回顧録も出ている。
それらのなかから、本当の事実を洗い出す作業はなかなか時間のかかる、
そして相当に難しいものだろうけど、いつか時間ができたら、挑戦したい。
そんな主観バリバリの回顧録が横行するなか待たれていたのが本書。
連合赤軍周辺に限られているものの、この年表は使える。
事実関係を整理するとき、本を読んでふと調べるとき、非常に便利。
ひさびさに「実用書」なるものの実用性を感じられた。
あまりに使えるので、買える内にと思い、2冊購入してしまった。
次は新左翼全般に範囲広げての年表が待たれる。
なんだったら私が作りたいくらいだ。
この嬉しい本書の値段、定価1470円も決して高くない。
実は江戸時代の単行本の編集をしているので分かるが、
年表作成、資料集編集はものすっごく面倒で大変。
そんな体験もふくめて、5000円でも私は買うかな。