中学までは本当にボンクラの集まりのような学校へ通っていた。
いま、そのころの同級生のブログをこっそり見るブームだ。
「結婚しました」「おいしいお蕎麦屋さんみつけました」
そんな内容ばっかで、なんともほほえましい。
そして、永久に中学のときの連中とは会いたくないと思った。
来夏、知人数人でミニコミ誌をつくることが決まった。
そこで、「テーマ」をどうするか、いろいろ調べようと
「ミニコミ魂」という本を買った。
ミニコミに必要なのはニッチな具体的隙間感、
マスコミが扱えないようなアングラ感、
商業出版でできない読者をこちらが選ぶ感、
それに野望たっぷりの素人手作り感だ。
しかし、紹介されいる本をみると、
セミプロ狙いのようなよう分からんもんが多い。
「啓蒙天国通信」「ULTRA」「ぷりずむ」などなど。
タイトル付けが本当にヘタクソなものが多い。
それにテーマがマスコミの二番煎じ。
隙間感もアングラ感もまったくない。
しかし新宿のアングラ・ミニコミ・サヨク系書店の模索舎には、
「もつ煮狂い」や「早稲田乞食」などがわんさかあった。
タイトルでパッをわかるのは当然ながら、内容も裏切らない。
ということで、この本、
ミニコミ誌を単に紹介するだけという企画力のショボさ。
プロならしっかり評価し、点数をつけるべきだし。
ミニコミ誌をどういう切り口(テーマ別だとか、出版部数だとかバカさ加減だとか)
で紹介するかという視点もからっきしゼロ。
なんともうすボンヤリした構成の本になっている。
商業出版としてミニコミ誌の面白さ、切実な状況、
これからつくりたい人のためのハウトゥーなどを紹介したいという気概も
編集者も企画力もまったく感じられない駄本だった。
使えないアホの企画書を読む感じ。
本書の価値はない。