ナイファンチ、やればやるほどその奥の深さ、難しさを日々感じています。
そのナイファンチを極めるための、必ずクリアしないといけないポイントがあると思います。
それは…
①足首直角保持
②膝裏のスジに力を入れる
③袴腰を意地でもキープ
まず、足首直角について。
これは、これまでの稽古で何度も何度も言われてきて、出来ている気になるのですが…。
足首を直角でキープするには、色んなことをクリアする必要があります。
五指の感覚、足裏の強化、脛骨と腓骨の筋肉を鍛える…などなど。
これらを少しでもサボると、足首の可動性はすぐに衰え始めます。
次に、膝裏について。
新垣師範が前々回のセミナーで「膝裏のスジ!」と言っていたのが気になって、その後自分でも色々と調べて試していました。
膝の内側には『鵞足』があって、三つの筋肉が、骨盤の各箇所まで伸びています。
どうやらこれら三つの筋肉のスジ(腱)を鍛錬することが、膝の屈曲を抑え、足・脚の角度をそのまま保持して動くことを可能にするっぽいです。
最後に、袴腰について。
先日の千葉稽古会で、エス隊長が言ってました。
「意地でも袴腰キープ!」
無想会の袴腰は、一般的な袴腰と、何となく少し違っているような気がしています。
無想会が提唱する袴腰を保持して、重力落下する。
筋肉で邪魔せず、重さに身を委ねる。
重心を、カラダの外に出し続ける。