偉大な二人の達人。

定期的に見る映像。

 

久しぶりに観た。

やっぱスゲーわ。

 

柔道:三船久蔵

 

合気道:塩田剛三

 

二人の共通点を列挙してみる。

 

・短身

・細身

・脱力

・姿勢

 

パッと見は、そんな感じ。

 

「小よく大を制す」

「柔よく剛を制す」

 

格闘技経験のある人ならば、上記の言葉は、戯言に聞こえると思う。

 

階級制のルールが当たり前である格闘技では、それはあまりにも、不可能に感じる。

 

けれど僕は、高校生の頃から始まった身体操作探求の道中で、その不可能を、可能にする『達人』に、実際に出逢ったことがある。

 

数少ない、その方々の共通点は、接触する部分が、優しく、柔らかく、重く、それはもう、不思議で衝撃的。

 

それを、言葉にするのは簡単。

実践するのは、限りなく困難。

 

実際にそれを出来る人は、ごくわずか。

超ウルトラスーパー狭き門。

 

だからこそ、追求したい。

最高の自分を、表したい。

 

頭で分かっていても、出来ないことは多い。

そんなときは、歯がゆいし、悔しい。

 

焦って、イライラして、拗ねる。

「どうせ無理だ」と諦める。

 

それでも、心の奥底では、声がする。

「やり続ければ、やれる日が必ず来るよ」

 

今年の2月、僕の身体に変化が起きた。

最近は、毎日新しい感覚を発見する。

 

悪魔のささやきに、負ける日もある。

それでもまた、夜は明ける。

 

そしたらまた、立ち上がればいい。

何度だって、挑戦すればいい。

 

昨日より、今日。

今日より、明日。

 

一日一歩、一ミリずつ、コツコツ。

焦らず、力まず、淡々と。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。