神人武館、翁長良光会長。
空手の源流・手(ティー)の、達人。
「ティーは、まぎれもなく(身体操作の)科学です。」
「蹴りはプッシュではなく(腰使いで)はじきます。」
「いまの沖縄空手ははしゃぎすぎです。オリンピックが終われば、空手への関心は薄れるでしょう。ティーの精神は、殺されたくない。だから声を出さない。でもいまの空手競技は、声を出す。たまたまライオンの近くに来てしまった獲物が、私はここにいますと自ら声を出すでしょうか。黙ってその場から離れるのが賢さというものです。ティーはいかに戦うかではありません。いかに戦わずに済むか。本来のティーとはそうした知恵のことを指します。」
一つ一つの言葉が、非常に重い。
興味深く読んでいた記事の最後に、こんな一文が…。
ちなみに翁長会長はクリスチャン。お酒をこよなく愛するざっくばらんな人柄だ。
日本人のクリスチャンの割合は、1%未満と言われている。
5年以上前から注目していた達人が、実はクリスチャンだった…。
衝撃的な情報に、心が踊る。
落ち着いて、深呼吸。
身体操作の研鑽は、自律神経にダイレクトに影響する。
つまり、双極症の症状緩和に、大きく役立つ。
探し求めていた『手(ティー)』
少しずつ、探求したい。
ゆるりといこまい
門脇 勝