Promotion? or Service? | 企画するクマ

Promotion? or Service?

ひょんなことから、自分のお気に入りの記事を見返すことになりました。
ずらっと見返してみると、自分の気に入った記事は、広告プロモーションというよりは、
新しいサービスが多い。圧倒的に。

サービスとプロモーションはどこが違うんでしょうか。

僕は自分磨きのために企画コンテストに応募することがありますが、
これにもサービス(事業)を考えるものと、プロモーションを考えるものの2つあります。

やはり、自分は広告プロモーションを考えるほうが得意で、
それは商品から考えることができるから。
逆に、サービスはどこから考えるかという始点が定まらないですね。
つまり、職業柄、人間の不満や不便からニーズを汲み取って、サービスに形作りするという力が弱いです。

このようなコンテストに応募する企画を考えるときには、かなり
サービスとプロモーションで、頭の使い方が違うんだなということに気づきました。

では、どう違うのか、というとあまり明確に差別はできないのかなと思います。
クライアントからお金をいただいた場合、プロモーションであり、
生活者などからお金をいただけば、サービスなのですが、
プロモーションとしてサービスを作る場合もあれば、
サービスをプロモーションとして活用できる場合もあるのかなと思います。

街をARGとして、楽しくまわらせるというプロモーションが、Nikeや電鉄会社のプロモーションでありますが、
生活者からみたら、日常を楽しくするサービスであり、
サービスに参加してもらうことが企業のプロモーションになります。

また、イギリスのサービスで「監視ゲーム」があります。

参加者は月300円で参加。登録した後は、ネットから小売店に設置されている本物の監視カメラの映像を見て、
万引き犯を探す。ボタンひとつで怪しい人を小売店に報告。犯罪防止につながったら賞金をもらえる。
小売店は月1万円で登録する。

というもの。これは、サービスなのですが、生活者からお金をもらわなければ
企業のプロモーションにもなりえると思います。

以上のように境目というのははっきりしていません。

つまり、企業のプロモーションを考える上で、サービスを開発するという視点も持ったほうがいい。
サービスを考えてみるという意識を持つと発想の幅が広がるんじゃないかなと個人的には思っています。

整理しきれていないですが、
思ったことを書いているだけなので、ご了承ください。