
あらもーこんな時間、今日も寝そびれました。
なんかあれね、テンション夜中のままだから、たまにはちょっと人間臭い日記でも書いてみようかな。
最近。
ちょこちょこtwitterなんかで一喜一憂してると思うのですが。
これね、年末にあイベントをやろうと思ってるんです。
ここ数年、ありがたい事にいろんな人たちの協力で、毎年ワンマンっぽいイベントをやる事が出来てます。
12月と言えば年末ですし、クリスマスですし、今年最後の、と思っている訳なんですけど。
このイベントが、とても前途多難だったんです。
少しだけ。
僕の近況や、イベントについてお話ししてみようかと思います。
裏の話なんて聞きたくない!と思う方がいらっしゃったらすみません。
実は今、いろんな事情があって少しプレイヤーの仕事から遠ざかっています。
感の良い方ならちょっとblogなんか読んでると都内に僕がいない事がわかると思います。
訳あって、しばらく実家にいるんです。
別に大きな怪我をしたとか病気をしたとか、そう言う事ではないのでご安心を。
まぁ、全く健康体か、と言われるとちょっとあれですがw
都内にいた頃は手の届く所に仲間がいて、会いたい時に会えて、やりたい時にライブが出来て。
音楽をやる事が「普通」になっていました。
むしろ、仕事なので「ちょっと勘弁!」と思うことだって多々ありました。
そして、今。
田舎にいる訳なのですがここに来て音楽をやろうとすると、僕の地盤は0です。
知り合いも全くいない訳ではないのですが、やはり都内ほどいる訳でもないですし、知名度だってある訳じゃありません。
ギターを弾く、音楽をやる事が当たり前だった日常が、やりたい事が出来ない日常になってしまいました。
もちろん、できる事はそれでも沢山あります。
曲を作ったり、自宅でレコーディングしたり。
でも、僕がやりたい事はそこではないんです。
やっぱり、ステージに立っていたい、そう思っていました。
ネットをみれば仲間達の情報が、テレビを見れば仲間達の雄姿が沢山目や耳に入ってきます。
メールをしてスケジュールを聞けば、この日からこの日まで全部スタジオでNGです、とか。
毎週のように、毎日のようにライブをやってる仲間達。
その中で、自分だけが取り残されたような気がして、物凄く不安になりました。
元々強い人間ではありません。むしろ、とても弱い人間です。
小さな事一つで大きく傷ついたり、動揺したり、落ち込んだり。
人を羨ましく思って、人をねたんで。
そんな毎日でした。
そのせいもあってか、どうやら胃にかなりの負担が出ているようで。
もう3週間ほど、胃の痛みが治りません。
医者に行きたいのですが、どうしても今日から都内に行く必要があったのでこれを終えてから、と思って延び延びになってしまいました。
はたまた、同時にちょっと汚い話しですが、出てはいけない所から血が出たりもしてたり。
気がつくと、肉体的にも精神的にもきっとズッタズタだったんだと思います。
そんな中で、今回、イベントやってみよう、と決心しました。
いろんな理由があるのですが、その中の一つの決心させてくれた理由は、この富山で知り合った梶礼美菜ちゃんのおかげです。
夢を持ち、「絶対にアニソンシンガーになる」と目を輝かせ、期待に胸を膨らませ、力いっぱい歌う彼女のステージに、昔の自分を重ねてみる事も度々。
影山さんに会いに行った時に震える手で渡すプロフィール、僕にもそういう時代がありました。
その気持ちやパワーを、忘れてはいけない、そう思い出させてくれたからもあります。
這いつくばってしがみついて、それでも10年以上音楽業界と言う所でやってきました。
僕が出来る事と言えばたかが知れているかもしれません。
ただ、僕には素晴らしい仲間達がいる、そう胸を張って言えます。
その仲間達と、最高の音楽をやりたい、そして新しい仲間も増えていけばきっともっと凄い事が出来る!そう思っています。
とはいえ、ライブをやるにしてもすべてタダ、と言う訳にはいきません。
悲しい現実ですが、スタジオ代や会場費、その他もろもろ経費などもかかってきます。
ここ数年、Future Flapperという団体を立ち上げてチャリティライブを行ってきました。
収益の一部を寄付する、といつも言っています。
正直、収益なんてありません。
それでも、お客さんが来てくれたその人数にあわせて義援金や寄付、という形で用意してきました。
もちろん、募金箱なんかに入れて頂いたお金は別として計算しています。
イベント一本で動く金額もなかなかバカにできません。
他の方たちのイベントはどうかわかりませんが、やっぱり黒になる、と言うのはなかなか難しいものです。
基本的にはどうしても僕個人の力でいろいろ動かしているせいもあって情けない話しですが、赤字になる事が多いんです。
それを、誰かに「これだけかかったから払ってください」なんて言えません。
10万ちかい赤字になった事もあります、でも、自分の責任だと思って一人で頑張ってきました。
赤字だから寄付できない、それではチャリティイベントの意味が無い。
それはいい訳でしかない、そう自分に言い聞かせてやってきました。
だから今回のイベントも正直かなりいろいろと考えてしまう部分もあったんです。
都内にいるときであればまだしも、やはり現状一線から退いている中で仕事がある訳でもなく、収入のほとんどない中、移動費、宿泊費を入れるとそれだけでもかなりの出費なのに、その上会場費にスタジオ代、諸経費となると、もうイベントをやる意味があるのかどうなのかもわかりません。
譜面にしたってそうです。
やりたい曲をリストアップ、30曲近い楽譜を誰に頼める訳でもなく一人で曲を聞いて書くわけです。
もちろん、出演者が増えればスケジューリングも難しくなります。
あの日はダメだ、この日はダメだ、ここでやりたい、ここじゃないと無理だ。
いろんな要望が出てきます。
そこももちろん、出てもらうからにはなんとかして気持ちよくやってもらいたい、そう思っていつも頑張っています。
Future Flapperという団体、とはいえ言ってしまえば僕個人です。
自分のできる限界地でいつも一生懸命やってきました。
その結果、僕が聞いた範囲内ですが大半のお客さんから「楽しかった」「心が暖かくなった」「明日からも頑張ろうと思えた」など、いろいろな声を聞かせてもらいました。
何ものにも変えられない、ありがたい言葉です。
その言葉が聞けた事が、イベントの成功を意味すると思ってこれまで必死にやってきました。
出演者もしかり、「楽しかった」「またやりたい」「最高だった」その一言と言うのはやっぱり嬉しいものです。
しかしここで。
少しだけ、状況を変えてみようと思ったのです。
今回のイベントは、僕が作り上げるのではなく、仲間達と一緒に作り上げたい、そう思ったのです。
誰かに頼りっぱなしではなく、自分もこのイベントの作り手として、このイベントの一員としてやって欲しい、そう思ったから僕がとった行動は集客についてでした。
「楽しかった、またやりたい」、大いに結構です。
誰だってそうです、責任が無いのであればそんな楽なライブはありません。
まして、出演してギャラがもらえるなら、大バンザイです。
誰かがお客さんよんできてるだろうから、まぁ、良いや、ではイベントがこれ以上成長しないと思ったから、今回は言い方悪いのですがノルマ、という形式をとってみたんです。
ある種賭けでした。
ここに来て、いつもはやりたい曲を言って、やりたいようにやって、わー楽しかった!ですんでたはずなのに、急に最低何人連れて来い、そう言われてはたして皆はどう出るのか、と思ったのですが。
案の定、ガラガラと音を立てて崩れる部分が多く。
散々これまで「出たいです!」と言ってたアーティストが「今回は見送ります」の返答。
返答が来ればまだいい方で、連絡すらない、というアーティストもいます。
一体僕は、これまで何をしてきたのだろうか、自分に自信をなくしました。
僕は、かなり厳しいようです。
スタジオでは鬼の形相だと、時々言われます。そんなはずないんですけどね。
そして、その癖、誰かに問題があって注意しません。ただ不機嫌になる事が多いです。
これは僕の悪い癖かもしれませんが、自分のミスを自分で気がついて、自分で理解して欲しいから、そう思ってほったらかしにする事が多いようです。
20歳前後に変な事務所に捕まって、殴られて蹴られて、シバクぞ埋めるぞ散々言われて。
何が正しいのか、何が間違ってるのかさっぱり分からない中で、痛い目に会いながらも自分なりに常識を考え精一杯怒られないようにやってきました。
でも、まぁ、いろいろ曲がってますけど自分なりに人としてのなんたるかは学んできたつもりです。
間違った事も、今でもいろいろやってる時もあります。
でも、助けてほしい、と言われた時に誰かを見捨てた事はないつもりです。(多分)
それが、なんて言うんでしょうか。
あぁ、都合良く利用されて、こっちが困った時はこうなったか、とかなりショックでした。
とか考えてると、もう他の出演者に声をかける事も億劫になってきて。
誰を信じていいのか、誰に助けを求めて良いのかがさっぱり分からなくなってしまいました。
そんな時に今回いろいろ支えてくれたのは出演者のChocoというシンガー。
自分だっていろいろと辛い事があるはずなのに、僕の話を聞いて、時に笑い、時に泣き、時に怒り。
毎日のようにあーだこーだ言いあってきました。彼女には本当に救われたと思っています。
そしてスケジュール都合で出演出来なくなったけれど、yu-uちゃんにもとても暖かい言葉を貰いました。
しかし、やはり負の連鎖と言うのは多く。
今回、最後に誘った出演者がNGだった場合、イベントはキャンセルにして、もう都内での活動も辞めてこのまま田舎で生活しよう、と自分の中で賭けに出ました。
ありがたい事に、最後に誘ったアーティストからは出演してもらえるという言葉をもらい、さらに「だったらこう言う方が盛り上がりますよね!」とアイディアも。
だから、もう迷わない事にしました。
とても辛かったし、とても悲しかったし。
目の前には絶望や不安ばかりが広がっていたけれど。
手を伸ばした時にに、はじき返してくる奴もいたけど、こうやって手を差し伸べてくれる仲間がいる事もわかったから。
凄く悩んだ。辛かった。
それを一言、今回のキーボードのたまちゃんにメールした。
たまちゃんが言ってくれた一言が「真剣だからこそ」という一言。
そう。
真剣だから。
命をかけて、音楽やってるから。
だから、伝えられなかった時のこの悔しさや悲しさは尋常じゃない。
まして、伝える手段が無い今、精一杯の想いが伝わらなかった今、こんなに自分に自信をなくした事はなかった。
でももう大丈夫。
なんか個人名ちょろちょろ出しちゃったけど。ごめん!
でも、ありがとう。
そう思ってたら、どうしても今回のイベントは「一人じゃない」という事を伝えたくなった。
皆にも、どうこう言えるほど偉い人間じゃないけれど。
でも。
良かったら、少しだけ、もう少しだけ聞いてほしい。
孤独、絶望、悲しみ、不安、今この日本に、世界にあふれかえってる思う。
何を信じたらいいのか、誰を信じたらいいのか、もうめちゃくちゃになってると思う。
だけど。
そこから踏み出す勇気を一歩だけ持って欲しい。
僕も、すごく怖かった。
これがダメだったら、子供のころから見続けた夢を捨てる、そんな大それた賭けを、くだらない賭けにした。
でも。
その賭けに勝てたのは、一歩だけ踏み出したから。
そこで僕が見たのは。
離れていても、時間がたっていても。
かけがえのない、素敵な仲間達。
「Always be with you」