便りがないのはよい便り。更新があいてしまいましたが私は元気にやっています。
約1ヶ月前の活動内容ですがどうぞ!!
①担当地域訪問
担当地域のself-help group、自助組織の活動を見学に行きました。
担当地域に訪問することをField Visitというのですが、field visit というよりトレッキングでした。
タクシーで行ける所まで行って、途中からサクラメントという自転車タクシーを使います。
メイズ畑を超え、山を越え、山を下り、川を2つ越え、大冒険でした。
自転車で通れないところは歩きます。
片道2時間くらい、そのうち半分は歩いていました。
景色がとても綺麗で私は楽しかったですが、毎日これだったらとても大変。
私はこれからバイクが支給されるので何とかなりそうですが、これが日常の村の人は本当にすごいなと思いました。
今回見学させてもらったのは小学校の建設のためのグループ。週一で集まって活動しています。ボランティアで皆で小学校を建設しています。
レンガは自分達で製造、屋根のトタンやセメントなどは地元議会や海外NGOなど複数の団体に寄付をお願いしてまかなっているとのことです。
これは2つめの建物なのですが、周辺9つの村から生徒は400人近くいるそうで、建物・教師数ともに不足しているとのこと。机・椅子は言うまでもなくありません。写真は男性だけですが、女性もたくさん来ていて、昼ごはんを作ったり軽い作業をしていました。このグループの人たちは自分達で小学校建設の計画を立ていろんな団体に寄付をお願いして少しずつ話を進めていったとのこと。
マラウイでは路上で野菜・果物・生活雑貨を売っている人がたくさんいます。
私はてっきり皆さん農家で自分の畑で採れたものを売っていると思っていたのですが、それだけではなく、農業を生業としていなくても、個人で農作物を仕入れて町で売っている人がけっこういます。マラウイは組織的な流通システム・問屋業があまり確立されていないみたいで、個人が流通・ディストリビューターの機能を果たしています。ムズズは特に許可もいらないみたいで、その気になれば誰でも市場に参加できます。公式・非公式ともに場所代もいらないみたいです。
以前村に訪問したときに、この『個人で何か仕入れて町で売る』のを現金収入手段にしている女性が沢山いたので、どんなもんなのか、どれくらい稼げるのかなど知りたく、一度体験してみたいと職場で言っていたところ、同僚の方が村の女性に同行させてもらえるよう頼んでくれました。
私は村の人の生活・彼らの仕事を知らずしてニーズアセスメントや活動計画は立てられないと思うので、村の人のやっていることで私もできそうなことは今の時期にできるだけ経験して知りたいのです。というのも長野の生活改善普及員さんを訪ねたときに言われた『狭き門より入れ』という言葉がとても印象に残っているから。彼女は各個人で課題は違うこと、家庭問題の解決なくして社会問題の解決はないと考えていて、何よりもまず各個人の家庭のこと、村の人の生活・人生に寄り添いそれぞれが望む人生を描いてそれに向かって一緒に取り組むことをとても大切にしていました。
私もいちボランティアとして何か画期的な取り組みや大きな仕事をするよりは、もっとこう地に足のついたことをしたい、「今まで卵・油・パンを買えなかったけど継続して買えるようになった」みたいな小さいけど確実な生活の質の向上につながる現金収入向上活動をしたい(この前提も現地の人を知る前に自分一人で考えた独り相撲目標だが・・・)と思っているので、だらだらと書いてしまいましたが、今の私のこういう活動ができたらなあという漠然とした目標のためにも、現地の人が何を望んでいるかを知り、何が必要か考えるためにも、まず人々の暮らしを知ること、そして私は察するということが本当に苦手で、何事も実際に経験しないとわからないので経験したいということで、とにかく職場の人と話をして、了承が得られる範囲でなんでもやってみようと思っていました。
でもこの道の物売りについては職場の人にとっては『そんなことしなくても・・・』と思うらしく、理由も含めて物売りをしたいという話を2~3度話をしましたが毎回あやふやになってしまい理解を得るのは難しいかな~、いざとなったら村の人と仲良くなってからこっそりやろうと思っていたら数日後に『村の人に話しをつけといたわよ~、今度できるわよ~』と言われ、大声で反対していたわりに準備していてくれました。あんまり一般化するのは好きじゃないですがマラウイの人は大体そんな感じです。
右が同僚のジェシーさん、左が同行させてくれたルーシーさんです。
仕入れのところから体験したかったのですが、朝早くに出発しないといけない・私の家からルーシーさんのところまで早朝に移動する交通手段がなく、今回は私は町の販売から参加させてもらうことになりました。バイクが支給されたら仕入れも連れて行ってもらおうと思います。
個人的には競争率の高い品、トマト、バナナ、ローストメイズ(焼きもろこし)などを体験したかったのですが、品については当日ルーシーさんが農家さんのところに行ったときによさそうな品を選んでもらうということになりました。普段もそうされているそうです。で、今回売ることになったのはヤム芋(マシンビ)です。
余談ですが、『本気で自分がローストメイズを売ったら売り上げがどんなになるか試したい(と言うか良い記録を狙いたい)』という個人的な思惑があったのですが、今マラウイ国内では中国人に対する印象が非常に悪く(詳細は今回は省略)、マラウイ人にしてみたら中国人も日本人も変わらないので、私が道で一人で道でローストメイズ売って中国人に勘違いされてなにかあってはいけないということでまあそれは見送りとなりました。残念ですが仕方なし。
で、これがヤム芋。
こっちの人はゆでて塩で食べます。サトイモのようなねばりのあるお芋です。おいしいです。
仕入れ値は大中小サイズ合計24個2,200クワチャ。
大:200クワチャ、中:150クワチャ、小:100クワチャで売ります。
ヤム芋は周りであまり売ってなかったので、興味のあるお客さんはすぐに来ました。
実際に町で売っていたのは午後3時から5時までの2時間くらい。後半は値引きもしましたが、3個売れ残ってしまいました。しかしルーシーさん曰く今日はいい結果だったとのこと。売り上げは3490クワチャ。仕入れ地までの交通費500クワチャを引いて利益は790クワチャ。確かに週5で一ヶ月毎日この利益がでれば(実際に生活に足りるかどうかは別として)こっちの公務員の月給くらいの稼ぎにはなります。勝因は品物のセレクト。このときは本当に周りにヤム芋売っている人少なくて、かつルーシーさんの仕入れたヤム芋はそれぞれ大きく『あらおいしそう・いいヤム芋ね』と人の目を引き興味のある人はすぐに来てくれて話が進みました。(小さいヤム芋より大きいヤム芋が美味しいかどうかは謎ですが)
ヤム芋を売っている間ずーっと隣で待機していたのはこの子。ビニール袋売りの少年です。
ヤム芋を買う人にビニール袋(20~30クワチャ)をすかさず売っていました。
売れるときは1日30枚くらい売っているそうだが月どれくらいの収入になるのか・・・。いろいろ話を聞きたかったけど現地語ができないのであんまり話ができませんでした。現地語がんばらないとな・・・。



