IGAとはIncome Generation Activity 現金収入向上活動のことです。


①試食会2回目

バナナを使ったケーキ・焼き菓子はマラウイにもあるので差別化を図るべくバナナ+αでまたアンケートをとりました。


I am a rural community development officer 青年海外協力隊員の記録


左から①+モリンガパウダー、②+ピーナツバター、③+シナモン、④バナナのみ


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アンケートには①~④好きな順に番号を書いてもらいました。

予想していたことだったんだけど、一番人気はバナナのみのケーキ。差別化できない・・・。

2位は+ピーナッツバター。

こっちの料理はシンプルなものが多くて、マラウイの人はシンプルな味付けが好きみたいです。

他の味を食べる機会があまりないので他の味付けについては習慣がないということもあると思います。

お客さんが望むものを出そうということでマラウイアンの好みに合わせてバナナのみでシンプルにいくことにしました。

なんか負けた気分・・・。


②コスト削減

 パン屋さんに行って価格見たり、どんなパンが売れているか観察。このパン屋さんは帰り道お腹すいているときの買い食いスポットのパン屋さんです。

 仕事帰りにここでパン買ってコーラ飲んでちょっとぼーっとして、市場で買い物・家帰って水シャワー・ご飯準備のためのエネルギーをチャージしてます。

 パン1個あたり、20~120クワチャくらいの価格で何種類かありますが、老若男女問わずよく見たパターンが60クワチャのシンプルな丸パンとコーラなど炭酸飲料の組み合わせ、計120クワチャ。町に来ている人の仕事の合間のお昼・腹ごしらえの予算としてはそれくらいが一般的なようです。

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 バナナケーキはコストを計算したら1ピース40クワチャになりました。寄付40~50クワチャで販売価格100クワチャ以下、できたら1ピース70~80クワチャぐらいで売りたいと思ったので、コストを下げるために問屋で購入できるものは問屋で買いました。


これは小麦粉の問屋さん。上記のパン屋さんで粉安く買えるとこ聞いたら教えてくれました。
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小麦粉は小売店頭価格だと1kg670クワチャですが、問屋だと10kg2,460クワチャ!1kg246クワチャです。


そして卵。小売店頭価格は1個40クワチャ。問屋だと採れたて新鮮なものが30個で850クワチャ、1個28クワチャ。両方とも全然違う~。


さらに同僚に安いバナナを教えてもらって1ピースあたりのコストを40クワチャから30クワチャに下げました。


なので今うちには大量の小麦粉と卵が。暫く朝ごはんは自分でホットケーキやスコーンを焼いて暮らします。卵はウォッチマンにあげたり、親子丼にしたり、スペインオムレツにしたり贅沢に消費しています。でもまだある・・・。


③担当地域訪問

 担当地域に行って各村のリーダーさんたちに挨拶をしました。お葬式があってこれない人も多かったとのことですが男女合わせて30人くらいの人に挨拶をすることができました。内容は前回インコサナに初回挨拶したときと一緒。これから暫くは各村のミーティングやコミュニティ活動などを見学させてもらいます。トゥンブカ語がんばらないと。


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村の女性に料理を教わってお昼を一緒に食べました。
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 こっちの人のは野菜を切るとき指の上で刃を止めて手の上で野菜を切るのですが、怖がりの私はとても真似できません・・・。


 日本で会社勤めしていたとき、得意先に行ってお客さんの顔を見ると仕事しなきゃな~って気合が入るのと同じように、村の人に会ってと仕事やるぞ~とやる気が入りました。この地域担当のカウンターパートが地元の人に尊敬されて好かれているのが伝わってきて、なんだか大事な得意先を引き継いだような気分です(一緒に働くんだけど)。


④バナナケーキ販売


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配属先と相談して価格は70クワチャ(材料費:30クワチャ、寄付:40クワチャ)にしました。

政府関係のオフィスを回って売りました。


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寄付してくれた人は用紙にサイン・寄付額を記入してもらいます。

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 真ん中の女性が一緒にオフィスまわりをしてくれたジェシーさん。おかげさまで24個完売。目標金額は寄付金MKW1,000にしていたんだけど、集まった額トータルはMKW1,280!趣旨に賛同してくれた人が寄付額を上乗せしてくれたりしたのでラッキーでした。一応目標達成。マラウイの1日の法廷最低賃金がMK179なので、チャリティー目的とはいえまずまずの売り上げではないかと思うのですがどうでしょうか。


 反省点は、今回は先に商品ありきで話を進めてしまったので、やっぱり何か売るなら客ありき、ニーズを狙って商品設計しないと結果は期待できないなと思ったこと。個人的には外で70クワチャの中途半端な大きさの焼き菓子買うより40クワチャでローストメイズ買ってお腹いっぱいになりたい。


 もちろん買ってくれない人もいてそのときの断りの台詞が「I don't have money」。お金もってないって言われたらそりゃそれ以上言えないわ。私もしつこい物売りにはお金持ってないって言おうと勉強になりました。

 今回政府のオフィスを回ったんだけど、定期収入のある人達ですらこのお金持ってない発言の人多くて、まあ断りのエクスキューズだと思うんだけど、今マラウイ経済おかしくて(日本の不景気とはまた違う閉塞感と危機状態)、そして味に保守的なマラウイアン、今の状況で村で農作物を加工して収入向上活動するよりは生活改善とかに力入れたほうが結果は期待できるんじゃないかなとちょっと思いました。まあ村で生活したり、もっとマラウイのこと知ってから活動を考えようと思うのでこれからどうなるか本当にわからないのですが。


来週は私が道でローストメイズ売るなど路上商売を経験したいと強く依頼したので、配属先が村の女性に頼んで一日道での物売りに同行させてもらうことになりました。担当地域にも通って村の人との関係構築・現状把握に努めようと思います。