長い間ブログを書いていないとどこから何を書けばいいか迷って考えるのがめんどくさくなって前回の更新から2ヶ月経ってしまいました。最近ちょっと疲れ気味ですが基本的に元気にやっています。

 ほんと雨季で思うように予定が立てられず、効率・生産性が悪かったり、消化不良な日々です。そんな中、直近1~2ヶ月低調ながらもこつこつやっていることを紹介したいと思います。

 もはや週報ではなく『2013年度第一四半期』報。モリンガ栽培導入編。

I am a rural community development officer    青年海外協力隊員の記録

 モリンガという栄養価の高い植物があるので、それを担当地域に案内しようということで、先月既にに案内をしている南部の先輩隊員さんの活動見学・話を聞きに行ってきました。バスで2日間かけて南下。

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 上記の写真はモリンガの葉を乾燥させて粉にしているところ。モリンガの粉は栄養が高く、家庭消費用としていいのはもちろん、キロ単価で1000~1500クワチャくらいで売っているので(砂糖1kg400クワチャ2013年3月現在)、設備投資もいらないので(このすりつぶすための木の棒と臼と篩はマラウイ家庭では標準装備。とにかくモノのないマラウイでは有難いことです。)モリンガは化学肥料なくても育つので新規参入リスクも低く、顧客ルートを確保できればけっこう良いビジネスにもなります。粉はおかゆ・おかず・焼き菓子に混ぜたりして加熱して食べますが味は『草』なのでそんなに一度にたくさんは食べられません。残念ながら他の素材を見事に殺してしまうモリンガ。ボディショップでモリンガのシリーズの製品がありますがその爽やかな香りとは別物です。

 雨季で仕事の効率悪いので任地に留まっていても・・・いうことで、上記の先輩隊員さんの地域をはじめ2月は3週間くらいかけてマラウイ中南部を回り、情報収集兼旅行をしていました。モリンガ栽培を学んだ後は、各地の隊員さんにお世話になりながらモリンガの種集め。

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 これは友人宅の庭のモリンガ。この茶色い長細いのがモリンガの実で中に種があります。

 アメリカのピースコーボランティアの活動先を訪ねて買ったり、友人の庭で拾ったり、帰国直前の先輩隊員さんにもらったりしました。普及活動に取り組んでいるピースコーボランティアの方曰く、同じモリンガでもできたらその土地のモリンガを育てたほうがいいとのことでしたが、私の担当地域でモリンガ栽培を本格的にやっている人は見つけられなかったので、とりあえず南部・中部の種を任地の北部に持って帰って試します。

 任地に帰ってから、担当地域の村の人に数年前のディスカバリーチャンネルの特集番組を村の人に見てもらっているところ。セネガルで幼児の栄養改善に役立ったという内容のものです。百聞は一見にしかず、映像の力よ…。
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本当は雨季の始まる11月が蒔き時なのですが、今から少し試してみようということでチューブで苗床を作りました(約2週間前)。
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 そして今日確認したらいくつか芽が出ていました。とりあえずは良かった~。このまま北部の任地でも育つといいな。最近低調だっただけにこうやってわかりやすい成果がでるとブログを更新してしまうくらい本当に嬉しいです。村の人が日常的に食べたり、販売できるようになって初めて成果と言えるのだけれども。次回は布ナプキンについて書きます。
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雨季になってバイクに乗れず、思うように村に行けなかったり、かと思いきや意外と行けたり、予定がうまく立てられず、活動も少しずつしか進んでないのに、なぜかやることだけは多く元気にやっています。

マラウイに来て1年が過ぎ、雨季になり草木が茂り、景色がちょうど来たころと同じになってきて、ホントに1年経ったんだな~と実感します。今マラウイは晴れている日は気持ちいい青空の青に、綺麗な真っ白の雲、育ってきたメイズの緑と彩り鮮やかで晴れている日は本当に気持ちいいです。

 こないだは涼しかったので体力づくりもかねて町の職場まで7km歩こうとしたら途中で大雨、ずぶぬれになってしまい仕方ないので家に戻って、あまりに雨がすごかったのでおさまるのを待ってから出勤でした。こっちの人にとっては天気に合わせて生活するのは当たり前なのですが、日本だったらないんだろうなあ。協力隊生活も後半になり日本社会に復帰できるか不安は募る一方です。

 事前に予定を組んでも天気でどうとでもなってしまう雨季、あまり根つめずに考えず、しかし動けるときのチャンスは逃さないように柔軟に対応しないと、気合入れてやるぞーと思いきや雨で薄暗さに気が滅入り仕方ないから休むかと思いきやいきなり晴れて、動こうにも一度休みモードになった心体を仕事モードにするのは難しい・・・。あと晴れたら家の空気入れ替えたり布団干したりもしたくなっちゃうし・・・。天候変化に対応しつつ、身体ともに自己管理して安定して仕事できるようにしなくてはだめだな~と年明け2週間経ちやっと気付きました。来週はもうちょっと効率上げていきたい。それでも天候次第だけれども。

雨季になって嬉しいこともあります。
それがこれ、キノコです。

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夕方になると市場にいろんなキノコが出回ります。
色々試して美味しいキノコを見つけるのが今の楽しみです。


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冷蔵庫に入れていても3日もすると蛆虫がわくので要注意。でもほんとに美味しい。

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大きいのが独特の風味で美味しいです。
リゾット、ピザ、味噌汁、炊き込みご飯、スープ・・・なんでもござれです。幸せです。

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バター醤油炒めも美味しいけど、油なしで焼いて塩だけで食べるのが一番好きです。
テフロン加工のフライパン、高かったけど買って良かった。

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きのこご飯も、日本酒代わりに自家製・バナナワイン・レモングラスワイン、マラウイ産ジン・ブランデーと色々試しましたがバナナワインが一番合いました。

酒繋がりで、以前シアトルでホームステイをしていたときに、ホストマザーがクリスマスギフト用にカルーアミルクを作っていたのを思いだし、ネットでレシピを調べて今日仕込みました。

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タンザニアで買ってきたコーヒーとバニラビーンズを使用。香ばしい・ほろ苦コーヒー風味と言えば聞こえは良いけど、言い方を変えるとちょっと焦げ臭くて今は微妙・・・。とりあえず1ヶ月寝かせて味が馴染むのか、何か化学反応が起こるのかわかりませんが期待して来月飲むのを楽しみにしています。絞りたてミルク買って来てホットカルーアミルクにしよう。

ご参考:カルーアの作り方 → http://www.wikihow.com/Make-Kahlua

来年はここにいないと思うと貴重なマラウイ生活。残り一年めいいっぱい楽しんでます。

新居に引越ししました。

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長期で家を空けるときはリビングにバイクを置きます。

窓のクリスマスツリーの飾りはこっちの中国系の生活雑貨屋で買いました。
季節感全くないけど、せっかくなので年内一杯飾ろうかと・・・。

家を決めてから引越しまでも長かったです。
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家のバーグラーバー(セキュリティのための鉄格子)つけてもらうのに時間かかったり・・・

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家の中を整えてもらうのにも時間かかったり・・・、
でもこれは協力隊員では超贅沢品のギザという機械です。何のための機械かは内緒です。

搬入のための車を手配するも、クリスマスシーズンでディーゼルが手に入らないかもしれないとか、雨季なので当日大雨だったらどうしようとか、ただでさえめんどくさい引越しなのに不安材料が色々あり長い間落ち着きませんでしたが、一応無事済みました。近所の人も手伝ってくれて有難かったです。

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あんまり家にこだわりはないですが、タンザニアで買ってきたティンガティンガの絵を
そのまま貼りました。(ほんとは木枠に留めて飾るものらしい)

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カラフルな独特の色使いが特徴のティンガティンガですが、この白黒のシンプルな絵が気に入って2枚買ってきました。


電気の配線や水の通りがおかしかったり、幾つか直してもらう部分が必要なのですが、
暮らすには十分整いました。ほんとこの1~2ヶ月の間、引越しがめんどくさくて仕方なかったのでとりあえずは終わってよかった。目下の悩みはねずみが出るのか出ないのか。大家さんは出ないと言ってたんだけど、先輩隊員さん曰くそのうち来るよとのこと。はーとりあえず本物を見るまではいないと信じて楽しく暮らそうと思います。
マラウイには日本のように個人の住所がなく、郵便は郵便局の私書箱みたいなところに届きます。
日本からの配属先の私書箱に荷物を送ってもらいました。

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逆光でいまいちだけどムズズの郵便局。マラウイの郵便局カラーも赤です。


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鍵を使って私書箱を開けて、箱に入りきらない荷物のときは、『○○宛て荷物あります』の紙が入っているのでそれもって中の受付に行きます。

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中はこんな感じ。

来年の手帳を送ってもらいました。去年に引き続き今年もほぼ日手帳です。
英語バージョンにしてみました。
(表紙に手帳って書いてあるけど中身は英語)
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マラウイからネットで注文して実家に配送してさらにマラウイに送ってもらいました。
今使っているカバー汚くなってるんだけどそれを引き続き使うか、こっちの布(チテンジ)でカバーを手縫いするか迷い中。この光沢のある黒表紙も気に入っているのでこのままでもいい気もするんだけど。
どうしよっかな~。いずれにせよもっとこまめに書いてスケジュール管理・思い出を残そうと思います。


 先々週くらいから雨季に入り、大雨のムズズからこんにちは。


 12月は引っ越しもあり色々バタバタしていたり、病気してはいないのですが体調いまいちで、たいして働いていないのにやることに終われ、 かといって達成感もないまま過ごしなんとも消化不良というか、変な月でした。ネットで日本のニュース見たりして年末だなーと思いつつも、こっちは夏、クリスマスでも晴天で暖かく全然ムードなかったり。ホームシックではないけれど冬の薄暗い空や朝の身の引き締まるような寒さが恋しかったです。PCで冬の映画ばっかり観てしまった。

 この数週間ホントに無理しないで良く言えばマイペースで過ごしてい たのでそろそろエンジンかけていこうと思います

 しかしながら現在、マラウイでは24日から17日まで公務員は約2週間の長期休暇(警察等は通常勤務)
休暇前半、クリスマスも終わり、これから23日で同期隊員と活動視察も兼ねた旅行に行くのと、その後年末にかけ普段はなかなかこない南部の同期北部のムズズを訪ねてくれるので楽しみです。


休暇後半、年始は、任地で過ごすか、せっかくの良い機会なのでどこか遊びに行くか迷い中なのですが、体調等々考慮して流れで決めようと思います。


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さて、直近の活動について、年に1回ある隊員総会・活動報告会・安全対策連絡協議会、先輩隊員さんのフェアウェルパーティーなどのプログラムがあり首都に行ったり、引越ししながら、合間にちょこちょこ自分の担当地域の活動をしていました。なので忙しくしてはいたんだけどあんまり働いた感がない。


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まずは布ナプキン。

さっそく病院へ行って、出産後のケアにどうですかと営業に行ってきました。まず産科?の担当の方に、布ナプキンの案内と販売させて欲しいという話したところ、いいアイデアだから是非やってほしいとすんなりオッケー。そのまま産科へ行き、出産直後の女性陣に案内させてもらいました。


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ところが女性陣からの反応はいまいち。一緒に行った洋裁学校の先生曰く、人前だから恥ずかしくて意見を言えなかったかもしれないというマラウイの文化事情と、1個150mkw(50)は村落部の人にとっては高いお値段とのことでした。「洗って何度も長い間使えるから元は十分とれるんだけどね」とも言ってましたが、やっぱり150mkwは地元の人は簡単に払えないという現実。かといって利益減らして赤字生産するわけにもいかないので、材料費とか製作工程改善とかいろんな面で利益を確保しつつコストを削減していくこと、布ナプキンの認知・良さを伝えていくのが当面の課題になりそうです。


他には洋裁学校の先生と村の定期市に行って材料の布を買ったり、

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欧米の古着をまとめて売っているところがあるのですが、そこの中古タオル類の価格を調べたり、

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(安いけれど、大袋に適当に入って1つ幾らの取引なので中に何が入っているか事前に確認できないのが難点・布ナプキンはコットンがいいのです。)

今は洋裁学校が休暇中なので、新学期になったら先生達と原価計算したり具体的に動く予定です。


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 ガーリックグループは何度かMTGしたんだけど集まりが悪くて・・・・。しかしながら集まると皆熱心に議論をするのでやる気がないわけでもなく、単純にタイミングが悪いのか、しかしMTGの日時も皆で決めているんだけどな・・・。村の人のほうが農業とか忙しいし仕方ないという気もするので、無理矢理進めても意味ないし、とりあえず自主性に任せて様子を見ているところです。ガーリックは順調に育っています。グループの参加者以外の人で、ガーリック栽培したいという人がけっこういるので、そういう人向けのワークショップを2月か3月にグループ主催でできたらと考えているのですがどうなるか・・・。


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 そして以前にも参加したことのあるCOMSIPのトレーニングがあったので行って来ました。教材がリニューアルするというのでその案内だったのですが、肝心の新教材の製作は間に合わず、口頭(英語2割:チェワ語9割)中心の説明でほとんど理解できなくて辛かった・・・。

 トレーニングの始めに「このトレーニングに期待していることは何か」というブレインストーミングをやるのですが、初っ端の回答が「allowance!(手当)」冗談ではなく本気です。前にも書いたけどアフリカではこのようなトレーニングに参加者がお金払うんじゃなくて、お金もらうのが一般的になっており、村の人にself reliance自助自立を促す(援助に頼らない)よう働きかける側が、金ありきで動いている部分があるので、職業人としてお金貰って仕事するのは当然という心意気?もわかるけれど、このallowance慣習のせいで、これがあるから働く≒ないと働かないという役人さんもいてやっかいなところがあります。彼らのお給料が薄給でallowanceが彼らの生活を支えているのも事実なので一概に良し悪しは言えないところですが。ここではこれが普通なので、援助で成り立っている社会・経済ってこういうことかと実感したり、批判的な視点はもちつつも否定はせず、隊員としてこの環境で自分が何をしていくのか、どう関わっていくのか悶々と考えているところです。悶々と考えてもうすぐ1年経とうとしているけれど・・・。


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 余談だけれど、ちょっと前のアメリカの大統領選挙のときのBBCアフリカのニュースも「オバマが再選したらアフリカに何をしてくれるか・どんなことが期待できるか」という文脈で議論しており、(日本だったら「日本の外交政策・安全保障はどう変わるか」みたいな文脈だと思うんだけど)アフリカが「援助ありき」の世界なんだなあと実感しました。


 そしてそのCOMSIPから村の女性団体に助成金がおりることになり、その小切手の贈呈式がありました。このお金は、日本円にしても結構な額が貰えたんだけど、村の皆でグループビジネスをするときの元手や、定期的な勉強会のときのリフレッシュメント(ジュース・おやつ)代になります。


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トラディショナルオーソリティという政府・行政機構とは別の、村長を始めとする伝統的な村社会を尊重しており、お金を配布するときは、COMSIP→村長→各グループの代表へと渡します。

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小切手に喜び踊っている皆さん。


この機会が村の人にとって有意義なものになるようサポートしていきたいと思います。


そんなんで12月の活動は終了、もうすぐ来マラウイ1年。今までは何ヶ月経過~で時間を計っていたけれど、これからは後何ヶ月で数えていくことになるなんて変な感じ。JICAに提出している活動計画はありますが、直近の変化も含めて残り一年、何ができるか考えて一つ一つ実行していくこと、多少のムラは仕方ないけれど1日1日の積み重ねを大切に過ごしていこうと思います。