先々週くらいから雨季に入り、大雨のムズズからこんにちは。
12月は引っ越しもあり色々バタバタしていたり、病気してはいないのですが体調いまいちで、たいして働いていないのにやることに終われ、
かといって達成感もないまま過ごしなんとも消化不良というか、変な月でした。ネットで日本のニュース見たりして年末だなーと思いつつも、こっちは夏、クリスマスでも晴天で暖かく全然ムードなかったり。ホームシックではないけれど冬の薄暗い空や朝の身の引き締まるような寒さが恋しかったです。PCで冬の映画ばっかり観てしまった。
この数週間ホントに無理しないで、良く言えばマイペースで過ごしてい
たのでそろそろエンジンかけていこうと思います。
しかしながら現在、マラウイでは24日から1月7日まで公務員は約2週間の長期休暇(警察等は通常勤務)。
休暇前半、クリスマスも終わり、これから2泊3日で同期隊員と活動視察も兼ねた旅行に行くのと、その後年末にかけ普段はなかなかこない南部の同期が北部のムズズを訪ねてくれるので楽しみです。
休暇後半、年始は、任地で過ごすか、せっかくの良い機会なのでどこか遊びに行くか迷い中なのですが、体調等々考慮して流れで決めようと思います。
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さて、直近の活動について、年に1回ある隊員総会・活動報告会・安全対策連絡協議会、先輩隊員さんのフェアウェルパーティーなどのプログラムがあり首都に行ったり、引越ししながら、合間にちょこちょこ自分の担当地域の活動をしていました。なので忙しくしてはいたんだけどあんまり働いた感がない。
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まずは布ナプキン。
さっそく病院へ行って、出産後のケアにどうですかと営業に行ってきました。まず産科?の担当の方に、布ナプキンの案内と販売させて欲しいという話したところ、いいアイデアだから是非やってほしいとすんなりオッケー。そのまま産科へ行き、出産直後の女性陣に案内させてもらいました。
ところが女性陣からの反応はいまいち。一緒に行った洋裁学校の先生曰く、人前だから恥ずかしくて意見を言えなかったかもしれないというマラウイの文化事情と、1個150mkw(50円)は村落部の人にとっては高いお値段とのことでした。「洗って何度も長い間使えるから元は十分とれるんだけどね」とも言ってましたが、やっぱり150mkwは地元の人は簡単に払えないという現実。かといって利益減らして赤字生産するわけにもいかないので、材料費とか製作工程改善とかいろんな面で利益を確保しつつコストを削減していくこと、布ナプキンの認知・良さを伝えていくのが当面の課題になりそうです。
他には洋裁学校の先生と村の定期市に行って材料の布を買ったり、
欧米の古着をまとめて売っているところがあるのですが、そこの中古タオル類の価格を調べたり、
(安いけれど、大袋に適当に入って1つ幾らの取引なので中に何が入っているか事前に確認できないのが難点・布ナプキンはコットンがいいのです。)
今は洋裁学校が休暇中なので、新学期になったら先生達と原価計算したり具体的に動く予定です。
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ガーリックグループは何度かMTGしたんだけど集まりが悪くて・・・・。しかしながら集まると皆熱心に議論をするのでやる気がないわけでもなく、単純にタイミングが悪いのか、しかしMTGの日時も皆で決めているんだけどな・・・。村の人のほうが農業とか忙しいし仕方ないという気もするので、無理矢理進めても意味ないし、とりあえず自主性に任せて様子を見ているところです。ガーリックは順調に育っています。グループの参加者以外の人で、ガーリック栽培したいという人がけっこういるので、そういう人向けのワークショップを2月か3月にグループ主催でできたらと考えているのですがどうなるか・・・。
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そして以前にも参加したことのあるCOMSIPのトレーニングがあったので行って来ました。教材がリニューアルするというのでその案内だったのですが、肝心の新教材の製作は間に合わず、口頭(英語2割:チェワ語9割)中心の説明でほとんど理解できなくて辛かった・・・。
トレーニングの始めに「このトレーニングに期待していることは何か」というブレインストーミングをやるのですが、初っ端の回答が「allowance!(手当)」冗談ではなく本気です。前にも書いたけどアフリカではこのようなトレーニングに参加者がお金払うんじゃなくて、お金もらうのが一般的になっており、村の人にself
reliance自助自立を促す(援助に頼らない)よう働きかける側が、金ありきで動いている部分があるので、職業人としてお金貰って仕事するのは当然という心意気?もわかるけれど、このallowance慣習のせいで、これがあるから働く≒ないと働かないという役人さんもいてやっかいなところがあります。彼らのお給料が薄給でallowanceが彼らの生活を支えているのも事実なので一概に良し悪しは言えないところですが。ここではこれが普通なので、援助で成り立っている社会・経済ってこういうことかと実感したり、批判的な視点はもちつつも否定はせず、隊員としてこの環境で自分が何をしていくのか、どう関わっていくのか悶々と考えているところです。悶々と考えてもうすぐ1年経とうとしているけれど・・・。
余談だけれど、ちょっと前のアメリカの大統領選挙のときのBBCアフリカのニュースも「オバマが再選したらアフリカに何をしてくれるか・どんなことが期待できるか」という文脈で議論しており、(日本だったら「日本の外交政策・安全保障はどう変わるか」みたいな文脈だと思うんだけど)アフリカが「援助ありき」の世界なんだなあと実感しました。
そしてそのCOMSIPから村の女性団体に助成金がおりることになり、その小切手の贈呈式がありました。このお金は、日本円にしても結構な額が貰えたんだけど、村の皆でグループビジネスをするときの元手や、定期的な勉強会のときのリフレッシュメント(ジュース・おやつ)代になります。
小切手に喜び踊っている皆さん。
この機会が村の人にとって有意義なものになるようサポートしていきたいと思います。
そんなんで12月の活動は終了、もうすぐ来マラウイ1年。今までは何ヶ月経過~で時間を計っていたけれど、これからは後何ヶ月で数えていくことになるなんて変な感じ。JICAに提出している活動計画はありますが、直近の変化も含めて残り一年、何ができるか考えて一つ一つ実行していくこと、多少のムラは仕方ないけれど1日1日の積み重ねを大切に過ごしていこうと思います。