ガラスの天井 | 日々是一進一退

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20年以上接客業に携わってきました。
その前は公務員をちらりと。
接客メインで書こうとしておりましたが、すっかり四方山話になっております。

20世紀に様々な足跡を残した女性のドキュメンタリーを見ていて、ヒラリー・クリントンの大統領選敗北のスピーチの一部が紹介されていて。

子供の頃の私の理解では、アメリカの女性はタフで
男女平等が当たり前で、職場でも実力そのものが認められていて、まさに「リベラルな国」なんだろうなぁと思っていたのです。

ですが実際は、女性の社会進出は(ただ働いているだけでなく、管理職や国政の中核に携わるレベルでの)、
社会主義国や北欧、アフリカ諸国の方が断然高く、
今回こそと期待された女性大統領は誕生することはありませんでした。

しかも相手がドナルド・トランプという、本来比較されるべき政治家としての能力ではなく、ポピュラリティーやドラマ性、シンプルなわかりやすさといった、
劇場型のアジテーターに敗北させられたという。
(どこかの国の小泉さんを思い出しますが、思考が単純な人は強力なアジテーターになれるという事を改めて実感です汗)

ヒラリー・クリントンだから、ドナルド・トランプは勝てたのですよね、残念ながら。

そのヒラリーの演説の一部がこちら。

Now, I know we have still not shattered that highest and hardest glass ceiling, but someday someone will and hopefully sooner than we might think right now. [Cheers and applause]

 

And to all of the little girls who are watching this, never doubt that you are valuable and powerful and deserving of every chance and opportunity in the world to pursue and achieve your own dreams. [Cheers and applause]”


私のざっくりした訳ですが汗


「まだ、高くて硬いガラスの天井が破られる事はなかったけれど、今、私達が考えているよりも早く、いつか誰かがなしとげてくれるはず。


そしてこの演説を観ている若い女性達へ。

あなた達には、あなた達自身の夢を叶える為の全ての機会が与えられる力も価値もあるんだという事を決して疑わないでほしい。」


21世紀に入って20年近くもなろうとしているのに、

現実の世界では女性は未だ「二級市民」です。


理系科目に向かないだの、長期的な視野が持てないだの、感情的で話し合いにならないだの、言われたい放題です。(これに全部当てはまる男性にどれだけ出会ってきたかガーン


肉体的な男女差は当然ありますし、考え方の特徴に差があるとも思います。

が、男性だって理系科目がある苦手な人も、力仕事に向かない人もいるわけです。


男性だろうが女性だろうが、出来る人が出来る事を、

やりたい人がやりたい事をやれば良いのだと思います。


ただ、女性はまだまだ子供の頃から、いろんな事を刷り込まれてしまうのですよね。

会社の後輩でも、ずっと自分は数字が苦手だと思ってたけど、やり始めたら実は得意だったという人もいます。


敗戦後の日本で憲法の草案に携わったアメリカの若い女性が「男女同権」を盛り込んだ、と最初知った時に、アメリカでは当たり前だから「後進国」である日本に取り入れてやらなくては、って事かと思っていたのです。


ですが実際のところは、アメリカでも実現していない事を、ゼロからのスタートになる日本に託したかっのかもしれないな、とも思うのです。


以前いた会社で女性の上司に言われた事がありました。

「おっさんにストレートに逆らっちゃだめだ」と。

実際はもっときれいな言い方でしたが汗


逆らうも何も、おっさん達仕事できないのに、嫉妬や足の引っ張り合いばかりで、まともな仕事の話にならないことに苛立っていたのですが、それすらもさらっとかわさなくちゃいけないと。


性別なんかに囚われないで、粛々とすべき事をしたいのです。


が、性別でしか考えられない人が多いのもまた事実で。


ついでに言うと、男性なり女性なり、どちらかに偏っている職場はバランスが悪いです。

やはり半々が理にかなっている気がします。

多い方が変な力を持って、少ない方が生き延びる戦略として媚びる方向に行きやすくなる、パワーゲームになってしまって、フェアネスから遠いところに行っちゃうのですよね。


様ざまな性を尊重しつつ、それぞれの違いを認めて活かせる時代に早くなっちゃえばいいのに、と強く思います。



お客様からの頂き物ニコニコ

社食の片隅で頂戴するにはもったいないケーキ汗
いつも素敵なお菓子をくださる、チャーミングなお客様なのです。