![]() | 愛を乞うひと (角川文庫) 518円 Amazon |
ストーリーはもちろん、情景や感情までも喚起させてしまうような、秀逸なタイトルがとても心に残っています。(実は内容は怪しくて、同時期に読んだ内容の重なる別の小説と勘違いしていました
)
)敬愛してやまないブロガーの、つーやんさんの記事に
「愛したい?それとも愛されたい?」と問いかける記事があって、どっちだろうな?などと考えていた時にこの小説を思い出しました。
「愛されたい」って、とても受け身な感じがしますが、実は強力な承認欲求なのだと思います。
傍ら、「愛したい」というのは、そう思えるような理想の対象を追い求める気持ちの表れなのかもしれません。
では「愛を乞う」となったなら。
自分の愛を受け入れてくれる対象もなく、ましてや自分を愛してくれる人もいない。
誰にも存在を認めてもらえないような。
奇しくも、神戸の連続殺傷事件の「少年A」が表現した「透明な存在」。
人は愛したり、愛されたりする他者がいる事で、
「自分」の輪郭を知り、世界に受け入れられていると思えるのだと思います。
もしそんな他者に恵まれなかったとしたら。
「乞う」てでも愛を求めるのかもしれません。
私はどちらなのか?
「愛したい」と思える人から「愛されたい」です。
でも、「愛したい」人から愛されなかったら。
それでもどうか幸せでいてください、って思います。
あー

「照れ屋さん笑」としては恥ずかしくなって来ました。
皆さまが、たくさんの「愛」に包まれますように
正しくは、ちょっと遠くから東京に遊びにいらっしゃる時にお買い物に来てくださるお客様が、お洋服やさんのアニバーサリーイベントでもらったのだけど、持ち帰るのが大変だから、嫌でなければもらってくれないかな?とくださいました。
なので有り難く頂戴して、マグカップ
に。
に。花瓶がないもので。
アパレルメーカーだけあって、なかなかスタイリッシュなブーケです
自分なら選ばないお花もなかなか良いなぁ。

