低気圧と湿度とサンプルゲッターの方達にエナジーを吸い取られた1日でした
さて、ミサトさんとアスカと。
日本のフィクションでは、時代劇から特撮からアニメからとりあえず戦闘メンバーに1人は「女子」がいます。
くノ一から特撮物の「ピンク」など。
実際戦ってますし、極端に戦闘能力が低い設定でもにいんですが、メンバー構成の中ではナンバー2ですらない。
補佐、もしくは職場の花です。
(それでもハリウッド映画に比べれば、早い時期から戦ってますね、大和撫子)
メインで戦い始めたのって「セーラームーン」あたりでしょうか?
そんな中で、エヴァの中の女子率は非常に高いです。
ミサトさんは現場の戦闘においての責任者ですし、リツコはエヴァの開発者ですし、アスカは最前線のエリート兵士です。
男女平等、実力主義なのか?
オタクが戦う強い女子、でもビジュアルは抜群で弱いところもあったりなんていう女子を観たいだけなのか?
後者については斉藤環さんの著書をおすすめするとして。
一見、おっさん達の言う「女性の時代」が来たのか?
などと思わなくもない構成。
ミサトさんにいたっては、中間管理職の辛さを見せつつ自宅ではペット(というか同居?)を飼い、ランニングに短パンでビールをあおる、おっさんサラリーマンのようです。
おっさんならこれですみますし、それなりに実績だしたりなんだりしてれば昇進というご褒美もある。
結婚してれば、エヴァ放送時ならまだ奥さんが家事をやってくれたりなんてのがメインストリームでした。
けれど、ミサトさんはシンジくんやらアスカやら、子供達の面倒まで見る羽目になります。
一応部下の育成、という事でしょうか?
これ、ミサトさんが男性だったら発生しない設定だと思うのです。
仕事の結果も出しながら思春期ばりばりの子供の面倒を2人も見るとかありえません。
でも、日本の女性は加えて家事もやっている方が大勢いるという。
ミニスカでサービスしつつ、使徒も倒しつつ、母性も求められる。免除されてるのは家事だけ。
上司はたいした情報もくれない、シンジはぐだぐだ言ってる、でも使徒は迫ってくる。
ビールでどうにかなってる訳がないです。
長くなるので、切りますねー。
メゾンカイザーの洋梨と鴨のサンドイッチです。
うまかったですー
