毎週の楽しみのひとつ。
テレビ朝日AM6:05(和歌山)からの 「おかずのクッキング」 
この料理番組は他の料理番組とはチョット違うな、と感じる所があって大好きなんです♪
土井善晴先生と久保田直子アナの絶妙なコンビ!?もすごく面白いですよね。
何より、土井先生って飾り気が無くって気さくな感じが良いなぁと思うのです。
さて、
今週は「琉球料理を訪ねて」でした。
ゴーヤー農家を訪れて、栽培の風景を取材していました。
受粉にはミツバチを使わないのだそうです。
なぜミツバチを使わないのかと言うと、
「良い物も良くない物もすべて受粉してしまうから」
なのだそうです。
選別してから良い物にのみ手作業で受粉させて行くのです。
これには感じた事があるので、また別の時に書きたいと思います。
琉球料理の伝承者 山本彩香さんが作る沖縄料理。
★「力加減」に注目です。
・ゴーヤーしりしりー
ゴーヤーを卸金で卸して行くのですが、「力加減」が難しい。
早くしよう、と力を入れてしまっては表面のツブが落ちて、荒くなってしまうので失敗です。
ゆっくりと、丁寧に。
・ゴーヤーの白和え
1mmくらいの薄さに切ったゴーヤーを絞るのですが、「握手する程度」の力加減がポイント。
また、和えすぎにも注意!最小の手数で上手く和えたい、との事でした。
ここでも優しく、丁寧にがポイントです。
素材が同じでも力加減ひとつで味が激変してしまうので、如何に「力加減」が大事なのかと
言う事がわかります。
おそらく、その料理が一番美味しい状態を突き詰めた究極がその力加減になったのでしょう。
この料理では「力加減」になりましたが、料理それぞれに大切なポイントがあると思います。
「てぃあんだー」=手の油
沖縄の方言で「心を込める」とか「手間隙かける」という意味です。
自己満足の為に作る料理と、誰かに喜んでもらいたいから作る料理では味も変わると思います。
きっと気のせいではなくて、その想いが味にでるのでしょうね。
相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら、手間隙をかけて作る料理。
本当に素晴らしいです。