オスプレイ、岩国基地に陸揚げ完了 基地近くで反対集会

米新型輸送機MV22オスプレイ12機を積んだ民間輸送船グリーンリッジ(3万2326トン)が23日朝、米軍岩国基地(山口県岩国市)に到着し、陸揚げ作業が始まった。

同日夕に全12機の陸揚げが完了。米軍は岩国に一時駐機させたうえで、10月初旬から米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)で本格運用する方針だ。

オスプレイはプロペラ部分を折りたたんだ状態で、基地内へ次々に運び込まれた。プロペラ部分を元に戻した後、機体やエンジンなどの点検作業を行う。今年4月にモロッコで墜落事故が起き、6月には米フロリダでも空軍仕様のCV22が墜落した。

日米両政府は8月までにまとまる両事故の詳細な調査結果を受け、安全性が再確認されるまでは「いかなる飛行も控える」ことで合意している。

森本敏防衛相は23日朝、防衛省で記者団に「日本政府として飛行の安全性を確認して説明することに努力する」と語った。

藤村修官房長官も同日の記者会見で「配備にあたって安全性が再確認されるのが大前提だ」と強調した。

日本政府は週内に自衛隊や国土交通省などでつくる専門家チームを発足させ、今週末に米国に派遣し、米側から事情説明を受ける予定。

在日米国大使館は23日、「MV22は優れた安全記録を持つ高性能の航空機だ。日本防衛に極めて重要で、アジア太平洋地域の平和と安全を維持する助けとなる」とのコメントを発表した。

一方、岩国市の福田良彦市長は同日、記者団に「安全性が確保されない状況で入港させないよう政府に申し入れてきたが、やりきれない思いでいっぱいだ」と批判。山口県の二井関成(にい・せきなり)知事も「スケジュールありきの形で先行搬入され、大変怒りを覚える」と記者団に語った。

知事と市長は25日にも上京し、政府に抗議する意向だ。基地近くでは市民らが陸揚げに反対する集会を開き、小型船が反対の横断幕を掲げた。

朝日新聞 2012723

ミンスは大嫌いだが、我が国の国防を担ってくれている米軍が配備するとなれば、当然受け入れる必要がある

非常に危険な敵国(日本国民は自覚がない)である北朝鮮が、なにをしてくるかもわからない状態で、日本国の防衛を担う米国軍が必要とするならば、配備すべきだ

9条があれば、攻め込まれないという幻想を抱いているバカ

国防は国民にとって第一選択だぞ