中2自殺「部屋荒らされた」証言も 一般生徒 自宅で聴取へ
大津市の市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で13日、男子生徒が自殺前に自宅マンションの部屋を同級生2人に荒らされていたとの証言があることが分かった。関係者によると、荒らされたのは自殺3日前で、学校側が実施したアンケートにも「亡くなる前の日も部屋をめちゃめちゃにされていたみたいだ」との証言があった。
滋賀県警は同日、男子生徒への暴行容疑の参考人として、同校教諭らから任意で事情聴取を始め、事実関係の解明を進める。県警はいじめ行為をしたとされる元同級生やほかの生徒らにも、夏休みに入る来週以降、集中的に聴取する方針。
一般の生徒については心理的負担に配慮し、捜査員を生徒の自宅に派遣して保護者同席を認める異例の措置を取る。
男子生徒の父親(47)と代理人弁護士は同日、県警に対し、捜査過程で生徒に事情聴取する際は、生徒が不安にならないよう配慮することを要望。一方、暴行や恐喝などの罪で18日にも元同級生3人を刑事告訴する意向も示した。
県警から市教委に入った連絡では、13日の聴取は沢村憲次教育長や学校教育課職員ら15人が対象で、指導主事3人からは、自殺をめぐる経緯などについて聴いたという。
県警は今後も1日に6人前後の任意聴取を継続し、8月中に立件の可否を判断する。
在校生約800人を対象とする聴取は、少年犯罪を担当する生活安全部の専従捜査員25人が、いじめの実態や暴行の状況などを聞き取り、いじめと自殺の因果関係を調べる。
■いじめ影響認定へ
男子生徒の遺族が市などに損害賠償を求めた訴訟に関し大津市が13日、「いじめと自殺の因果関係は不明」とした従来の主張を変更し、17日の第2回口頭弁論で、自殺との因果関係を認める方向で調整を進めていることが分かった。
訴訟をめぐり、越直美同市長は調査のずさんさを認め、「事実確認できなかった場合は、市が責任を取って和解したい」と述べた。しかし、市教委の沢村教育長は13日午前の段階で「本人や家庭のことも明らかにされていくべきだ」と述べ、訴訟を継続する考えを示していた。
MSN.産経ニュース 2012年7月14日
最初から「自殺との因果関係を認める」そうしろよ
仮に、直接の因果関係がないにしろ「トリガー」にはなっただろう
隠蔽体質の極みだ
橋本大阪市長が言うように「教育委員会」は、全く機能していない
少なくともこれだけのことになったからには、教育委員長以下教育委員が記者会見して所見を述べるべきだ