子どもと手当ワクチンと給食費
子どもはわが国の礎であるから、国民全体で子育てを応援する必要があるとするなら
子ども手当てをばら撒く位なら
ワクチン接種と学校給食費を国庫負担にしろ
これに要する費用は数十億円で済むぞ
パチンコをする金はあっても学校給食費を滞納する親がいる
子どもは親を選んで生まれることはできない
親に直接金が渡る制度なぞ、何にも意味が無い
子どもの将来を思う親は、高校受験、大学受験など、進学に備えて貯蓄する
5兆3千億円の金をばら撒く必要はどこにあるのか?
1 子ども手当ての総額
14歳以下の人口 17,074,000人
17,074,000人×26,000円×12月≒5兆3千億円
2 ワクチン接種費用(8億1,106万円)
出生数 109万人
① Hibワクチン
全員が4回打ちすると
8,000円×4回×109万人=3億4,880万円
② 7価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV-7)
全員が4回打ちすると
10,000円×4回×109万円=4億3,600万円
③子宮頸癌ワクチン(HPV)
14歳女子人口 583,520人
15,000円×3回×583,520人=2千626万円
3 学校給食費(5億4千万円)
小学生人口 720万人 給食費 48,000円/年
中学生人口 360万人 給食費 54,000円/年
720万人×48,000円=3億4,560万円
360万人×54,000円=1億9,440万円
4 Hibワクチン
Hib(ヒブ)は真正細菌であるインフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)b型の略称です。
冬場に流行するインフルエンザ(流行性感冒)の原因微生物となるインフルエンザウイルスとは異なります。
Hibは肺炎・敗血症・喉頭蓋炎などさまざまな感染症を引き起こし、なかでも重篤な感染症がHibによる細菌性髄膜炎(Hib髄膜炎)です。
接種方法
生後7か月未満
4~8週間間隔で3回 1年後に追加接種 1回
生後7か月以上12か月未満
4~8週間間隔で2回 1年後に追加接種 1回
1歳以上5歳未満
1回
5歳以上は、ほとんどHib髄膜炎を発症しない
価格
1回7~8千円
5 7価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV-7)
侵襲性肺炎球菌感染症とは細菌性髄膜炎、菌血症、血液培養陽性の肺炎など、通常無菌的な部位に肺炎球菌が感染した重症感染症を侵襲性肺炎球菌感染症と総称します。
乳幼児と高齢者で発症頻度が高く、特に2歳未満でリスクが高いといわれています。
接種方法
標準接種
生後2か月以上7カ月未満
27日間以上の間隔で3回 12~15か月の間に追加接種1回
標準時期に接種できなかった場合
生後7か月以上12か月未満 3回
1歳~2歳未満 2回
2歳以上9歳以下 1回
価格
1回 1万円程度
6 子宮頸癌ワクチン(HPV)
適応年齢は9歳以上27歳未満(性交未経験者のHPV感染予防)
接種方法
計3回(2回目は1回目接種後2か月、3回目は2回目接種後4か月)
価格
仕入れ価格が12000円なので
1回15000~18000円程度