「4割感染」想定、香川県が業務計画マニュアル整備へ

医療・福祉に職員集中

20090903 読売新聞

新型インフルエンザの感染拡大を受け、香川県は2日、最大4割の職員が感染した場合、どの事業を続けるかを定めた「業務継続計画」を公表した。

日常生活に密接に関係せず、緊急性を要しない業務の多くをストップさせ、確保した人員を医療・福祉などに集中させる。

同計画の策定は中四国では初といい、県は「流行のピークが予想される10月までに、準備を万全にしたい」としている。

県によると、現在の新型インフルエンザは弱毒性だが、計画は強毒性を想定して策定。職員2963人のうち出勤可能なのは1727人と試算した。その上で、統計調査や街頭啓発活動、庶務などを一時停止させ、インフルエンザ対策のほか、介護などの福祉サービス、各種貸付金の手続きなどの業務を続ける。

また、担当者が欠勤しても、他部署の職員で仕事をカバーできるよう、各課で業務マニュアルを整備するとしている。

また、強毒性を念頭に置いた対策行動計画を、弱毒性にも対応するよう改定。企業、映画館などの集客施設、社会福祉施設、学校それぞれに、体温測定で感染者を早期に見つけ時間差出勤させるなどの具体策を盛り込み、「県民の不安を助長しない」ため、イベントの一律自粛を要請しないとしている。

両計画とも、県庁で開かれた対策会議で内容が示された。

真鍋知事は「新学期が始まり、本格的な流行も予想される。

各部局は総力を挙げて迅速な対応をしてほしい」と呼びかけた。

弱毒性でも

映画館で体温測定?

サーモグラフィーは、1台150~300万円するぞ?

感染者を早期に見つけ、時間差出勤させる?

感染しても出勤しなさいということか?

誰も触れないので私が!

全国の火葬炉がどれほどあるのかは知らないが、新型インフルでの致死率が0.1%、1日最大76万人の感染者が発生すると

160000人の地方都市では

1日950人以上が感染し、毎日1人が死亡することになる

通常の死者のほか+1だから、十分対応できるだろう

それでは、式場はどうか

通常葬儀の時間は 11時から15時の間に行われる(2組)

まあ、公営、民営をあわせれば対応できるな

人が死亡した場合、火葬までにどのような手続きが必要か

死亡診断書(死亡届付き)の作成

病院で死亡した場合、死体を診察をした医師が死亡診断書に、氏名、男女別、生年月日、死亡した日時、死亡した場所、直接の死因、その原因、直接には死因に関係しないが直接死因に影響を及ぼした傷病名等、手術の有無、部位及び主要所見、解剖の有無、主要所見、死因の種類などを記載し、記名、押印又は署名する

死亡届と死亡診断書

死亡届(A4縦)が左、死亡診断書(A4縦)が右でA3の用紙となっている

死亡届の提出

死亡届には死亡した人の氏名(戸籍に記載された字で書く)男女別、生年月日、死亡日時、死亡したところ(○○病院と書くのではなく、病院の住所地番を書く)、住所(住民登録をしてある住所、死亡したときに住んでいたところではない)、本籍(戸籍に記載されている本籍)、配偶者の有無などを記載する

届出人は、①同居の親族、②同居していない親族、③同居者、④家主、⑤地主、⑥家屋管理人、⑦土地管理人、⑧公設所の長しか行うことができない

町内の人が届け出る場合は、届出人の住所、本籍、生年月日を正確に記入する必要がある

火葬許可証の取得

死亡届提出時に火葬炉の予約と、火葬許可証の申請が必要になる

料金は、各自治体のホームページで確認できる

ということで、火葬までできるのだが、意外と知られていないのが、納骨のときに火葬許可証の写しが必要になることだ

大事に保管しておく必要がある

通常、火葬は、死亡から24時間以上経過していないとできないのだが、新型インフルエンザで死亡した場合は、24時間以内でも火葬ができる

しかし、届出窓口の職員が60%になったら、さぞかし混雑することだろう

それでなくても長い待ち時間が、さらに長くなるなぁ