昨日午前5時少し前に電話がなった
私は午前3時に目覚めてしまってパソコンに向かっていた
義母が入院中でもあり、いやな予感がした
電話は義姉からであった
「おとうさんが昨夜突然死んじゃったの」・・・泣きながら
寝ている家内をたたき起こした
「義兄さんが突然亡くなったそうだぞ」
家内はしばらく何の反応もしなかった
「えっ、何が無くなったの?」
義兄は、先月義姉と一緒に我が家へ遊びにきた
健康そうで、どこも悪くないと言っていた
勤務先に1人でいるときに、突然発作に見舞われたらしい
検死が行われ、心筋梗塞だろうということだった
私は仕事柄、死体検案書を相当数見ているが、ゼクが行われていないし、義兄の検案書を見ていないので、直接の死因は何かはわからない「心臓突然死」か「致死的不整脈」あたりか
AMIかSTEMIなのか、現場の検死だけでゼクもせず判断はできない
スタンフォードAかBの破裂かもしれないが?AAAではなさそうか?
いずれにしても、あれだけ元気だったのに
そう思って気づいた
私は、医療裁判も何件か携わってきたし、医事紛争にもずいぶん関わってきた
医療事故(特にアナフィラキシー)でなくなった患者の家族は、同じ思いなのだろう
元気に「行ってくるよ」と家を出て、造影剤によるアナフィラキシーショックで
注腸検査後に駐車場で倒れて(迷走神経反射で失神して)後頭部を強打し、くも膜下出血で
色々見てきたが、家族は判を押したように
「なぜあの人が・・・あんなに元気だったのに」
「どうして死ななければならなかったの」
「何か医療ミスでもあったのか?」
う~ん・・・